News

  1. Home
  2. News
  3. 多彩な挑戦と学びの軌跡 IBコース生34名がCAS活動を発表

カテゴリー

年度別

月別

高校

多彩な挑戦と学びの軌跡 IBコース生34名がCAS活動を発表

立命館宇治中学校・高等学校IBコースでは、毎年恒例となっている最終CASプレゼンテーションが行われました。CASとは「Creativity(創造性)」「Activity(活動)」「Service(奉仕)」の頭文字をとったもので、国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラムにおけるコア要素の一つです。IBカリキュラムのコアは、EE(Extended Essay:課題論文)、TOK(Theory of Knowledge:知の理論)、CAS の3要素で構成されており、CASはその中で「実践を通じた探究的学び」を担います。


単なる課外活動ではなく、学習者が計画・実行・振り返りを繰り返すことで、自己理解・倫理観・国際的視野を培うことが求められています。具体的には、持続可能なコミュニティ活動や自己の挑戦を通じて、IBが掲げる「学習者像(Learner Profile)」の育成に直結する実践の場として機能しています。


今年は34名の高校3年生が、仲間や後輩、教員、そして保護者の皆さまの前で、自らの活動について発表しました。プレゼンテーションでは、動物保護施設や子ども食堂での奉仕、後輩への学習支援、ロケット制作や大会参加、模擬国連への挑戦、自然環境保護活動など、多岐にわたる取り組みが紹介されました。そこには、学問的な学びと実社会との接続を意識し、主体的に課題に取り組むIB教育の実践的成果が表れていました。


まもなくIBディプロマ最終試験を迎える3年生の努力と成果に改めて敬意を表するとともに、後輩である2年生がこの経験を糧に、自らのCASをより深化させていくことを期待しています。




戻る