【中学WOWプログラム】「建築塾」 〜建築を通して“ものづくり”と社会のつながりを学ぶ〜
2025年10月18日(土)、立命館宇治高等学校では、WOWプログラムの一環として「建築塾」を実施しました。 このプログラムは、建築の専門家と直接関わりながら「ものづくり」の魅力を体験し、社会の中で働くことの意義を学ぶことを目的としています。
建築家から学ぶ“建物づくり”の奥深さ
生徒たちは大阪市の株式会社類設計室を訪れ、建築家の方々から建物づくりの魅力や実際の仕事の内容についてお話をうかがいました。 講話の中では、建築が社会にどのように関わり、人々の暮らしを支えているのか、そして建築家がどのような視点や想いをもって設計に取り組んでいるのかが紹介されました。 生徒たちは、建築という仕事が単なる「形をつくること」ではなく、「人と社会をつなぐデザイン」であることを学びました。
ワークショップ「揺れに強い建物を作ろう」
講義の後は、グループごとに「地震に強い建物を設計する」ワークショップに取り組みました。 ただ頑丈さを追求するだけでなく、「やわらかい」「かたい」「動きたくなる」「落ち着ける」といったテーマが各グループに与えられ、それぞれのキーワードに沿って建物の形や構造を考える課題に挑戦しました。
生徒たちは、チームで意見を出し合いながら創意工夫を重ね、完成した建物を実際に揺らして耐震実験を行いました。 実験を通じて、構造の工夫やバランスを取ることの難しさを実感し、設計の奥深さに気づいたようです。 活動後には、「チームでアイデアを出すのが楽しかった」「建物の形には意味があることを知った」といった声が多く聞かれました。
建築を通して見えた“社会と自分”の関わり
今回のプログラムを通じて、生徒たちは“ものづくり”の楽しさを感じるとともに、建築が人々の暮らしや社会にどのように貢献しているのかを体感しました。 自らのアイデアを形にしながら、仲間と協働し、社会で働くことの意義を考える貴重な一日となりました。
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