【IMコース】ゲストスピーカー講演:人生をより豊かにする読書とは
2025年10月27日(水)、立命館宇治高等学校IMコース2年生を対象に「IM総合」の授業の一環として、第4回目となるゲストスピーカーを招いた講演を行いました。
第3回ゲスト:街の本屋さん 河田秀人さん
今回の講演は、兵庫県伊丹市にあるブックランドフレンズという町の本屋さんの店主である河田秀人さんにお越しいただき、どのような想いで本屋の経営されているのかをお話し頂きました。河田さんの経営する本屋さんは、ただ本を売ることだけにとどまりません。いわゆる流行り本ではなく、お客様の人生が変わるような善い本を店主が選び、販売しています。また、お客様の人生に興味を持って話を聞き、その人が一歩を踏み出す勇気を与える本を勧める、いわゆる人生相談を兼ねた「選書サービス」を長年続けておられ、店主に会うために全国からお客様が集まります。様々なお客様と関わる中で感じた読書のパワーや、河田さん自身が読書に助けられた時のことをお話しくださり、読書が人々の人生にどれだけの影響を与え得るかを感じることができました。
ブックランドフレンズのHP:https://www.honyakamo.com/
読書を新しい角度から捉える機会に
読書を通して様々な人の話を聞いてきた河田さんの話を聞き、生徒の読書に対する意識が少し変わったようでした。
- 最近本から離れてしまっていたが、今悩んでいることに対するヒントが読書にあるかもしれないと思った
- 読書はただ読んで想像するだけでなく、自分がどう感じたかを記録し、自己を振り返りたいと思った
また、モノを売るという行為がその人を勇気づけることにつながるということに新鮮な驚きがあり、河田さんの仕事への向き合い方から、職業についての考え方が変わったようです。
IM総合とは
IMコースでは、高校1年から2年にかけて全員が1年間の海外留学を経験します。帰国後は、留学で得た気づきや学びを振り返り、自身の進路について考える機会として「IM総合」という授業を週1回実施しています。 この2学期は「Expand Your Horizons」をスローガンに、新たな出会いや経験を通して自らの志を立てることを目指しています。その一環として、IMの卒業生や多様な分野で活動されている方々をゲストに迎え、生徒が将来を考えるきっかけを得られるよう取り組んでいます。
