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【IBコース】Pre-CAS和菓子作りを体験

2025年11月8日(土)、立命館宇治高等学校IBコースの1年生が、Pre-CAS活動の一環として京都の老舗和菓子店「亀屋良長」を訪れ、和菓子づくりを体験しました。 職人さんの丁寧な指導のもと、生徒たちは四季の移ろいを表現する繊細な造形に挑戦し、日本の伝統文化と美意識を五感で味わいました。 練りきりの柔らかな感触や色彩の調和を通じて、「美を形にする」創造性や、「おもてなしの心」に込められた価値を学ぶことができました。 こうした体験は、知識として学ぶだけでなく、実際に手を動かし、文化に“触れる”ことで理解を深める、IB教育ならではの学びの形です。


日本文化を通して世界を見つめる

京都は、日本の伝統文化を今に伝える街です。今回の活動は、そんな文化の中心で学ぶことにより、自国の文化を深く理解する機会となりました。 IBの理念の一つに「多様な文化を尊重する」という考えがありますが、それは自国の文化を理解してこそ他者を尊重できる、という考えにも通じます。 生徒たちは、和菓子づくりを通じて日本の「美」と「心」を再発見し、世界へと視野を広げる一歩を踏み出しました。


IBの学びにおけるPre-CASの意義

今回の和菓子づくり体験は、IBプログラムにおけるCAS(Creativity, Activity, Service)への導入となる「Pre-CAS」活動の一環です。 生徒たちは教室の外での学びを通して、主体的に考え、協働し、創造的に行動する姿勢を育みました。 このような実践的な経験は、学問と社会をつなぐIB教育の核となるものです。





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