【中学WOW】幼児と遊ぼう! 中学生が幼児との触れ合いを通して、子育ての楽しさと大切さを体験
中学生が幼児との触れ合いを通して、子育ての楽しさと大切さを体験
11月7日(金)、本校にて「幼児と遊ぼうWOW」を実施しました。
学びが社会とつながる実感を
中学WOWプログラムは、「ホンモノに触れ、学びの楽しさを広げる」ことを目的とした本校独自の探究的学習プログラムです。課外活動として希望する中学生を対象に、大学や研究機関、企業などの専門家を招き、通常の授業では扱わないテーマに挑戦します。科学・文化・社会・芸術など幅広い分野を通して、生徒が自ら問いを立て、考え、行動する力を育むことを重視しています。
今回のプログラムは、核家族化が進み、兄弟姉妹の人数が少なくなったり、親戚との交流機会が減少している現代社会の変化に着目して企画されました。中学生が「子ども」と一緒に遊ぶ機会を持ち、子どもを育てることの面白さ、大変さ、そして何より楽しさや可愛さを感じてもらうことを目的としています。
一緒に楽しむことから始まる学び
当日は3人の幼児と一緒に、参加した中学生たちがダンス、手遊びうた、ハイハイレース、お散歩など、様々なアクティビティを通して交流を深めました。
プログラムが始まった当初は、中学生も幼児もお互いに少し緊張した様子で、打ち解けるまでに時間がかかりましたが、1時間半という限られた時間の中で、様々な遊びを通して徐々に仲良くなることができました。中学生たちは幼児の目線に立ちながら、一緒に楽しむことの大切さを学んでいました。
体験を通して広がる視野
プログラム終了後の振り返りでは、参加した中学生から「久しぶりに小さな子と触れ合って癒された」「子どもにかかわる仕事も少し興味を持った」「妹が産まれた時にもっと可愛がっておけばよかった」といった感想が聞かれました。
今回のイベントが、中学生たちにとって幼児に関わる貴重な機会となり、子育てや子どもとの関わりについて考えるきっかけになったことを願っています。このような実践的な体験を通して、生徒たちは社会の中で働くことの意義や、自分の未来について考えを深めています。
