【IMコース】5団体が「シビマルシェ」に出店
― GLSの学びを社会へ。多様なテーマで課題解決型活動を発信 ―
11月9日(日)、GLS(Global Leadership Studies)の一環として、ラオス教育支援団体・関西SIVIOが主催するチャリティーイベント「シビマルシェ」に、本校 IM コースの5グループが出店しました。 当日は多くの来場者の方々から温かいご支援や励ましのお言葉をいただき、生徒たちにとって社会とのつながりを実感する貴重な機会となりました。
■ GLS(Global Leadership Studies)とは
IMコースは「①充実した留学」「②イマージョン授業」「③課題解決型学習」の3本柱から構成されており、GLSはその中核となる授業です。 世界の課題と自分自身の関心を重ね合わせ、ポジティブな変革を生み出すことを目的に週2時間実施されています。特に3年生は、IMコースで培った力を総動員し、1年間を通して探究活動に取り組みます。今回の出店は、その探究成果を社会に届ける機会にもなりました。
■ 出店した各グループの紹介と参加後の声
◆ RitsEat テーマ:子どもの「孤食」問題の解消
子どもたちが一人で食事をとらざるを得ない「孤食」の課題に取り組むグループ。
「初めての販売で不安も多かったですが、たくさんのサポートをいただき充実した経験になりました。孤食を減らし、温かい食のコミュニティを広げていきたいです。」
◆ ポメラニアン愛好家 テーマ:保護動物の里親不足解消
啓発活動や関連商品の販売を通して、保護動物の現状を広く知ってもらう活動を実施。
「商品を売る難しさを実感しましたが、魅力が伝わり購入していただけた時、大きなやりがいを感じました。」
◆ ワンライフ テーマ:人と動物が共に生きる社会へ
犬猫保護施設への支援を目的にスイートポテトを販売。
「物を売ることの大変さを実感しましたが、お客様が社会問題に高い関心を持ってくださり、親身に話を聞いていただけたことが印象的でした。貴重な学びとなりました。」
◆ Re PLA テーマ:プラスチック問題の解決に向けた啓発
プラスチックを活用したジュエリー販売やカードゲームを通してゴミ問題への関心を促進。
「カードゲームを通じて多くの方に問題意識を持っていただけて嬉しかったです。」
◆ 経済1 テーマ:ひとり親家庭の子ども支援
募金活動を中心に支援の輪を広げることを目指して出店。
「思っていた以上に多くの方に耳を傾けていただき、募金をしていただけたことが本当にありがたかったです。今後もさまざまな支援に挑戦したいと思っています。」
■ おわりに
今回の「シビマルシェ」出店は、生徒たちが自分たちの探究テーマを社会へ届け、実際に行動を起こす貴重な体験となりました。 ご来場いただいた皆様、温かいご支援をいただいた皆様に心より御礼申し上げます。
