APUキャンパス訪問プログラムを実施
本校では、立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)への内部推薦制度を活用した進路選択をより具体的に考える機会として、12月7日(日)〜8日(月)に APUキャンパス訪問プログラム を実施しました。今回は、APUへの進学を希望、または興味を持つ高校生10名が参加しました。
■ 1日目:別府の街を散策し、進学後の生活環境を体感
初日は移動後、本校卒業生であるAPU生4名の案内のもと、別府市内を散策しました。 将来、自身が暮らす可能性のある街を実際に歩くことで、生活環境や地域の雰囲気を肌で感じる貴重な時間となりました。学生寮や商店街、交通アクセスなどの話題も交えながら、大学生活のイメージを深めていました。
■ 2日目:立命館宇治の特別プログラムに参加
2日目はAPUキャンパスを訪問し、本校生徒のために用意された特別プログラムに参加しました。内容は以下の通りです。
- GASS(学生によるオープンキャンパス運営団体)によるキャンパスツアー
- APU職員による大学紹介
- 本校卒業生であるAPU4回生による講演
- 学生団体「Speak Out」による多文化共生アクティビティ
- 学食での昼食(ハラル料理、韓国料理、タイ料理など多国籍メニュー)
- 国際学生との交流(南アフリカ、ミャンマー、インド、ケニア出身の学生)
特に国際学生との交流企画では、生徒たちが事前に準備していた質問をもとに、 「なぜ日本を選んだのか」「大学で取り組んでいること」「卒業後の進路」 といったテーマで対話を行いました。多様な価値観と背景を持つ学生たちとの交流は、グローバルな視点を広げる大変有意義な機会となりました。
■ 生徒の声
プログラムが終わる頃には、生徒たちの表情には新しい気づきと高揚感が溢れていました。「百聞は一見に如かず」という言葉をまさに体現するように、多文化が息づくキャンパスや地域に触れたことで、進路に対する思いがより鮮明になったようです。参加した生徒からは、次のような前向きで熱意あふれる声が聞かれました。
- 「APUは国際色豊かだという事を自分の目で実際に見ることができて、改めて多様性を間近で体験できる大学だと感じました。」
- 「実際に行ってみることの大切さを学びました。先輩方から貴重なアドバイスを頂き、パンフレットやウェブでは伝わらない雰囲気を知ることができました。別府の生活環境を見られたのも良い機会でした。」
- 「世界中の学生と交流できる環境に魅力を感じました。言語習得には“話す機会”が大切だと考えていたので、その点でもとても良い環境だと感じました。」
- 「出会った学生の皆さんが、学んでいることに自信を持っている姿が印象的でした。予想以上に国際色豊かで、多くの挑戦が生まれる場所だと感じました。」
今回の訪問を通して、生徒たちは進学先としてのAPUをより具体的にイメージし、将来設計に向けて新たな視点を得ることができました。 本校では、今後も生徒一人ひとりが納得のいく進路選択ができるよう、多様な学びの機会を提供してまいります。
