中学3年生レギュラークラスでは、英語TT(チーム・ティーチング)の授業において、期末テスト終了後の授業時間を活用し、本校高等学校に在籍している各国からの留学生との交流活動を行いました。

習熟度別クラス編成について

本校中学校の英語授業は、生徒一人ひとりの英語力に応じた習熟度別クラス編成を採用しています。中学入学後に本格的に英語学習を始めるレギュラークラス、入学時に英検3級程度の力を身につけている生徒が在籍するA3クラス、そして、より高い英語力を持つ生徒が学ぶA1クラスに分かれて授業を行っています。

今回の交流活動は、その中でも中学入学時から英語学習をスタートしたレギュラークラスを対象に実施しました。

当日の活動内容

当日の授業では、1クラス15〜20人程度の少人数編成の中に、5〜7人ほどの留学生が参加しました。生徒2〜3人に対して留学生1人が加わる形でグループを作り、英語での会話に挑戦しました。 交流の中では、生徒たちが2学期の英語の授業で取り組んできた「おすすめの旅行先」をテーマにしたプレゼンテーションを行ったり、留学生からそれぞれの出身国や文化について紹介してもらったりしました。また、生徒自身が英語で質問を考え、留学生に直接尋ねる場面も多く見られました。

約10分ごとに留学生が入れ替わる形式で交流を行ったため、生徒たちは複数の国の留学生と話す機会を得ることができました。回を重ねるごとに、最初は緊張していた生徒たちも次第に慣れ、より自然で楽しそうに英語を話す姿が印象的でした。

本校ならではの国際交流

常に複数名の留学生が世界各国から学んでいる本校ならではの、実践的で貴重な学びの時間となりました。教科書の中だけでなく、実際に英語でコミュニケーションをとる経験は、生徒たちにとって大きな自信につながったようです。

今後も、生徒たちが「英語を学ぶ」だけでなく「英語を使う楽しさ」を実感できる機会を大切にしていきたいと考えています。

留学生は長期間本校に在籍する形の留学生で本校の高校制服を着用しています