IB2年生が、和束町で宇治茶を学び、その魅力を世界へ発信
IBコース2年生の建口結美さんと山本知佳さんは、中学生時代の総合的な学習で体験した「茶摘み」をきっかけに、宇治茶についてさらに理解を深めたいという思いから、5月2日に和束町での茶摘み体験、5月3日にはリーガロイヤルホテル京都で開催された和束町新茶PRイベントに参加しました。
この活動は、和束町役場まちづくり応援課の協力のもと実現したものです。和束町は京都府南部に位置し、「宇治茶」の主産地として知られています。京都府内の茶生産量の約半分を占める、日本有数の茶どころです。
茶摘み当日は、全国から約100名の摘み手が集まり、朝7時から新芽を一つひとつ丁寧に摘み取る作業が行われました。傾斜のある茶畑での作業は想像以上に体力を必要とし、生徒たちはお茶づくりの大変さを実感していました。また、お茶の木によって成長の度合いや新芽の位置が異なるため、機械では難しい繊細な作業であることも学びました。
さらに、「一芯二葉(いっしんによう)」と呼ばれる、新芽とその下の二枚の葉のみを摘み取る方法も体験し、高品質なお茶が丁寧な手作業によって支えられていることを知りました。
和束町では摘み手不足も課題となっており、建口さんと山本さんをはじめ、手伝いに参加したIBコースの有志生徒たちは、新芽の美しさや茶畑に広がる香りを感じながら、真剣に茶摘みに取り組みました。
また、和束町新茶PRイベントでは、来場者に新茶を振る舞いながら、日本語と英語の両方で和束町の魅力を紹介しました。来場者からは「美味しい」「甘みがある」といった感想が寄せられ、生徒たちにとって地域の魅力を発信する貴重な経験となりました。
一方で、「どのようにすれば地域の魅力をより効果的に伝えられるのか」を考える機会にもなり、地域文化や発信の在り方について理解を深める学びとなりました。
【生徒の感想】
「今回の経験を通して、私たちはお茶づくりの価値だけでなく、その魅力を人に伝えることの難しさとやりがいの両方を学びました。今後もこの経験を活かし、和束町や宇治茶についてさらに理解を深め、その魅力をより多くの人々に伝えていきたいと考えています。茶摘みの最盛期というお忙しい時期にもかかわらず、このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。」
