【IMコース】 高校生が小学生に出前授業を行いました
本校IMコースの3年生が奈良市立ならやま小学校を訪問し、6年生の児童の皆さんを対象に「規格外野菜」をテーマとした出前授業を実施しました。
IMコースでは、Global Leadership Studies(GLS)という課題解決型の授業に取り組んでいます。生徒たちが自らの興味・関心に基づいた社会課題を設定し、その解決に向けて主体的に考え、実際にアクションを起こすことを目標にしています。
今回の出前授業は、「規格外野菜」に着目して活動する生徒たちが企画したものです。日頃から活動を支えていただいている原田ファーム様のご協力のもと、実際に規格外のナスを持参し、小学生の皆さんと規格外野菜の問題について一緒に考える授業を行いました。
「規格外野菜とは何か?」「なぜ、まだ食べられる野菜が廃棄されてしまうのか?」「規格外野菜を無駄にしないために、私たちにできることは何か?」——こうした問いを小学生の皆さんに分かりやすく伝え、一緒に考える時間をつくるため、生徒たちは何度も授業の練習を重ねて準備を進めてきました。
当日は、温かく迎えてくださった6年生の皆さんのおかげで高校生たちの緊張も次第にほぐれ、笑顔あふれる授業となりました。授業中には、小学生の皆さんから次のような意見や質問があがりました。
- 「規格外野菜の規格そのものを国が変えればいいのではないか?」
- 「規格外野菜をカットして販売すればいいのではないか?」
- 「食べ物がなくて困っている海外の人たちに送ることはできないのか?」
問題の根本的な解決につながる意見や、新たな視点からの提案もあり、小学生の皆さんの柔軟な発想に高校生たちも驚かされました。
実は、今回の出前授業が実現した背景にも、生徒たちの主体的なアクションがありました。以前、生徒たちが規格外野菜を使ったカレーを提供する「カレー食堂」というイベントに参加した際、ならやま小学校の先生との出会いがありました。そのご縁が、今回の出前授業へとつながったのです。
一つのアクションが新たな出会いを生み、その出会いが次のアクションへとつながっていく。今回の活動は、生徒たちにとって、社会課題の解決に向けて行動することの意義や、人とのつながりの大切さを実感する貴重な機会となりました。
今回の活動にご協力いただきました原田ファーム様、そして温かく迎えてくださった奈良市立ならやま小学校の先生方、6年生の皆さんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
