中高
WWL研究発表会を開催致しました!
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WWL採択2年目の学びの集大成として、1月22日、23日の2日間、オンラインにてWWL研究発表会を開催しました。オンラインでのZoomを最大19本使い、本校全コース(IG,IM,IB)が参加する発表会になりました。IGコース3年生は全員が発表し、IMコースも3学年全員が発表、IBコースは代表者が発表し、過去最大の発表者数になったと共に、オンラインで全員に学びの機会を得ることが出来ました。
2日目のパネルディスカッションでは、教育界の著名な方々より話題提供を頂きながら、WWL ALネットワーク関係者より、今後の教育をどう良くするべきかについて意見を交わしました。更に、両日のイベント後にはALネットワーク推進会議と運営指導委員会を行い、年度内に関する学びの整理と、今後どのように教育を展開するのかについて有意義な議論をしました。
来年度も、更に発展した教育を生み出したいと思います。
【スケジュール】
1月23日
1.開会の挨拶
2.学校説明
3.生徒成果発表@ それぞれのZoom(全19 Zoom)
・IGコース コア探究(高校3年)13Zoom 【JPN】
・IMコース 3年間の学び(高校1~3年)4Zoom【ENG】
・IBコース コア科目(高校3年)1Zoom【ENG】
・オンラインプログラムの展開について 1Zoom【JPN】
4.本校のWWL2年目の進捗および今後の展開について
5. ALネットワーク推進会議(関係者のみ)
1月24日
1.学校紹介
2.代表生徒成果発表
IGコース 坂本秀 マイラーニングストーリー【JPN】
IGコース 上村美智 課題研究【JPN】
IMコース ALIE(LGBTQ+)【ENG】
IMコース Wakka(ラオス高校生就学支援)【ENG】
3.パネルディスカッション
「大学入試で終わる学び、大学入学後に爆発する学び
~未来社会を共創する主体をはぐくむ学びへ~」
パネリスト:
ベネッセ教育総合研究所 主席研究員/岡山大学学長特別補佐(教育担当)
小村 俊平 氏
リクルート進学総研 キャリアガイダンス 編集長 山下 真司 氏
【WWL連携企業】タイガーモブ株式会社 代表取締役CEO 菊地 恵理子 氏
【WWL連携校】愛媛県立三崎高等学校 河野 雄太 先生
【WWL拠点校】立命館宇治高等学校 水口貴之
ファシリテーター:
宝塚大学 准教授 浮田 恭子氏(立命館宇治中学校・高等学校 元副校長)
4.運営指導委員会(関係者のみ)
【資料】
【Feed back】
【22日/生徒成果発表 感想】
・ IMコースの生徒さんを中心に伺いましたが、大変素晴らしい発表でした。進学したあと、どのように力を伸ばしてもらえるのか、しっかり考えられたらと思います。(少しピッチが短すぎるかと思いましたが、先生方も上手に差配されておられ、何より生徒さんがオンラインでのプレゼンテーションに慣れておられたように思います)
・ マイラーニングストーリーでは、コロナ禍における辛い時期もあったと思いますが、それぞれの方の発表から、自分の3年間を丁寧に振り返り、これからの未来に向けて、力強く前進していく力を見せていただきました。改めて前進には振り返りが必要なことを感じました。
・ 課題研究では、テーマ設定、根拠になるデータを示しての分析、結論と今後に向けた展望まで論理的に説明されているものが多く、多角的で、広い視点からの考察もあり、ぜひ、今後も継続して研究していただきたいなと思う、素晴らしいものもありました。今日は、皆さんから刺激をいただき、私自身の仕事や生活面でのモチベーション向上につながりました。参観させていただき、ありがとうございました。
・ 各自の学習内容がよくわかる内容でした。主に「オンライン実践」を拝見しましたが,非常にポジティヴな雰囲気での発表であり,質疑への対応も立派でした。
・ 課題研究発表を何本か観ましたが、取り組むテーマが少し簡単すぎるように感じました。もう少し努力をしないと発表することができないような課題に取り組ませるべきではないかと思いました。
・ 興味深いテーマが多く、訪れるルームを選ぶのにたいへん迷いました。オンラインでここまで出来るのかと感心しました。
・ 3年生の発表は、さすがに洗練されているなと感じました。でも、これはまだまだ生涯続く探究活動のほんの始まりにしか過ぎません。もっと高みに向かえるよう、トライ&エラーを楽しみながら、アクティブに取り組み続けてください。
・ 「問い」の立て方がわかりやすく、その発表も興味がそそられましたし、何より、一人一人の「生き様」が見れた発表でカッコよかったです!
・ 一人一人がしっかり発表していると受け止めました。3年間の学びを総まとめしてくれていたと思います。探究もマイラーニングストーリーももっと発展させられると思います。皆さんの大学での学びと成長への挑戦を楽しみにしています。
・ 3分という限られた時間の中で、自分の伝えたいことをよくまとめられていたと思います。一人一人が、それぞれの課題にしっかりと取り組み、堂々と発表しているのが、印象的でした。自分のことから世界まで、自分事として取り組んでいますね。すごいです。高知にて生徒の皆さんのお話を聴けましたことが何よりもありがたかったです。また,IGコースの生徒の皆さんの発表は課題設定(テーマ)のタイトルに学校の力を感じました。
・ 「ありのまま」を公開いただいたことに感謝と敬意です。それぞれの生徒さんたちの「きっかけ」となり、何か動き始めていることを感じることができました 徐々にホントの「自分ゴト」「やりたいこと」の発見や深化につながっていのだろうなと感じました
・ 一人一人着眼点が面白く、感心した。
・ どの発表も生徒の皆さんが主体的に行動してきた様子が読み取れる素晴らしいものでした。ラオスのオンラインツアーについては、実施の際の裏側(企画、準備など)についてもう少し詳しくお話を伺えたらよかったです。
・ 大変僭越ながら、普通、としましたのは、生徒の皆さんのご発表の内容ではなく、今回の会の在り方についてです。生徒の皆さんの取り組みは大変興味深く、これまでのプロセスを想像し共感をいたしましたが、発表が目的化してしまっているところや、質疑応答がないためリアルなオーディエンスがいても生徒さんの学びの深まりにつながる場にはなっていなかったのではないか、と感じました。まずは、成果を共有する、という目的においては成功と存じます。皆さん、まとめ方が決まっている資料でまとめてあり、それをもとに発表をしていただいたので、内容自体はわかりやすく聞くことができました。個人個人で特徴のあるプレゼンテーションができていたと思います。
・ 生徒たちの発表は個性豊かで興味深いものがあったが、その場で先生からFBのコメントがあると生徒のモチベーションにつながると感じた(運営の問題もあると思いますが)。研究内容の深堀がまちまちであったため最終アウトプットの目標について統一したイメージがあるとよいのではないか。会場によっては許諾制になっており、すぐに入れないものがあった。また事前に配布された時間に入っても始まっていない会場もあったので戸惑った。
・ 生徒さん自らがテーマをきめて課題研究に取り組むのは、テーマの設定からとても難しいと思いますが、どの生徒さんも、テーマをしっかり「自分事」にして探究されていたことが最も印象に残りました。本校も同様の自由テーマでの課題研究をしていますが、生徒自身の自分事にさせるのがとても難しく苦労しています。そのため、御校の発表を見させていただき、やはり日頃からの生徒さんの自立的学習習慣の素晴らしさや、物をきちんと考えるようにさせるような授業の取り組みの重要性を、改めて感じました。昨年は直接授業も見学させていただき、発表会も現地で拝見することができましたが、今年の発表も、コロナ禍でとても大変だったと思いますが、とても充実した発表会だったと感じました。今の状況下で、できることとできないことがありますが、逆境を生かして学びに変えていく強さを、本校教員も生徒も持っていきたいと感じました。ありがとうございました。
・ 学年をまたいで、自宅組もいるなか、司会進行も含めて滞りなく、変更があり柔軟進められていたのが印象的良くまとめられてわかりやすかったです。
【23日/代表生徒成果発表 感想】
・ 大学生の僕から見て、立宇治が高校生の最先端だと感じました。
・ テーマに対して、さまざまな視点からアプローチをして発表をしていることが伝わりました。一人一人、いい発表でした。質問感想を書かせてもらいましたが、もっと発信していってほしいなと思いました。私たちももっとフィードバックして、皆さんの学びと成長を後押しできればいいなと思いました。一人一人へ、自分が何を成長してきたか、これから何を挑戦していくか、なぜそうなりたいかといったことをさらに考えていってほしいですね。どの発表も素晴らしかったです。
・ コロナ禍だからこそ、自分自身を振り返ることが重要だと思います。また生徒が調べたことにたいして、きちんと根拠を明らかにして指導を入れていらっしゃる点も重要だと思いました。英語での発表は、非常に興味深く拝聴いたしました。昨日よりも時間が長かったので、より深い説明を聞けてよかったです。大学でもさらに多方面から深く追究されることを期待しています。前日に続き、生徒の熱さをかんじました。
・ WAKKAの皆さんの活動を昨日に引き続きお聞きできましたこと,よかったです。皆さんの活動の益々の発展を心から祈念しております。私たちもラオスへの協力を継続します,これからもよろしくお願い申し上げます。
・ 愛媛の高校の活動の事例が良かった。
・ 漫画の発表は、とてもいい見本
・ 各発表で何を学んだか、どう変容したかが聞けたので、しっかり自分の成長(失敗も含め)を俯瞰して見られていることに感心しました。
・ 各コースの代表によるご発表をすべて拝聴いたしました。その中でチャットにも思わず感想を書きましたが、LGBTQに関する発表はまず自分の周りを起点として考えていく姿勢がたいへんよかったと思います。探究を進める中でさまざまな問題にぶつかりながら、最終的に学外の人たちとつながっていくプロセスは生徒のみなさんにとって大きな経験となり学びとなったと思います。どの報告かは失念しましたが、大人と話すいい機会となったというのは、その通りだと思います。私は大学の教員ですが、実は大学でも親や教職員以外の大人と話す機会が少ないと学生から聞きます。探究学習の経験の省察により、一層の成長が期待できるのではと思います。ありがとうございました。
・ 発表いただいた生徒さん、ありがとうございました。希望を感じました。それに対するあたたかいコメントに癒される一方で、顔の見えないオンラインでの、批判的(≠否定的)なコメント+建設的な議論の難しさも感じました
・ LGBTQ+の話の中で、生徒の提案が一度学校(先生方)に受け入れられなかったところがありましたが、その時のやり取りをもう少し詳しく伺えたらよかったです。高校生がここまでできるのか!と驚きの連続でした。
・ それぞれ発表の工夫があってよかったが、全体進行にかかわるので難しいかもしれないが、質疑応答の時間も組み込んで設定できれば、より生徒の成果が伝わるのでないか。
・ コロナ禍だからこそ、自分自身を振り返るとが重要だと思います。また生徒が調べたことにたいして、きちんと根拠を明らかにして指導を入れていらっしゃる点も重要だと思いました。英語での発表は、非常に興味深く拝聴いたしました。
【23日/パネルディスカッション 感想】
・ モチベーションや自分を成長させるために学び続けることやいろいろな刺激を受けていくこと、そして、「天井」を作らずに、応援していくことが、「学校」であり、「教員」の役割であることを感じました。
・ いい議論を展開していただきました。聞く人が元気になるディスカッションでした。ついでに、昼の時間、オンライン交流会みたいに開放しても良かったですね。共創、引き続き貢献していきたい思いを強くしました。
・ それぞれのご発言から、この1年のコロナ禍での教育の変化を振り返り、また今後の在り方の考えを深める機会になりました。
・ 諸用で、ところどころになってしまったことが非常に残念でしたが、もう変わっていかなければ、という思いを新たにしました。チャットの中にありましたが、できる学校とできない学校の違いは、やる気のある先生が多い、少ない、の問題ではなく、いかに管理職から一般教員まで、自校の課題を共有できるか、が最大のポイントだと思います。ありがとうございました。
・ 現在マスコミの報道等を見ても、「誰かが何かをしてくれるのを待っている」、「何かをしてもらっても文句ばかり言っている」という内容が多くて、辟易していました。この状況をポジティブに捉えられている方々のご意見をおききして、力がわいてきました。
・ 日頃、感じていたことが形になった時間でした。他の先生方がこの場にいないことが残念で仕方なかったです。私自身、もっと多くの方とつながるべきだし、その方が楽しめるなと思えた時間でした。
・ あっというまに終了したパネルディスカッションでした。パネラーの方々のそれぞれの視点・発言から,これからの私自身のあり方について省察することができました。また,御校のもつネットワークの素晴らしさにも敬服いたしました。生徒の学びを広げていくためにも,教員自身が学びをやめないこと,そして今を,その学びを楽しむこと,あらためて学校が力強く動いていくための原点・原動力だなと感じます。
・ いい大学、いい企業へ進む、そのための今の試験対策の勉強は仕方ない、という考え方はすでに終わっており、その考えから脱却する必要がある、という小村先生のお言葉に感銘を受けました。
・ もっと話を聴きたかった。もっと時間がほしいですね。どのお話しも頷けることばかりで、これからどう実践していこうかというワクワク感を与えていただきました。
・ パネリストの人選がすばらしいです。とりわけ、三崎高校さんの先生と生徒さんのお話で全国の学校のみなさんに勇気を与えてくれたのではと思いました。また、浮田先生のファシリテーションで議論にまとまりのあるディスカッションとなりました。私自身は、探究学習はキャリア意識と関連づけるという点にやや違和感を感じていたのですが、社会で必要となる能力をはぐくむという意味でキャリアと関連するのではという気づきを得ました。
・ ドキッとさせられるようなキーフレーズをいくつもいただきました。“社会が求める人材を育てる「のではなく」、未来を創造する主体性を育てる”“時代や環境を言い訳にしない、自家発電できること”“人類史に残る時代を生きているという事実を楽しむ”“入試の変更など小さな話”“予測不能な時代に、どんな変化があっても役に立つような努力を重ねること”
・ 生徒の皆さんの話を含め、皆さんの話のいずれも腑に落ちるものでした。どうやって生徒の心に火をつけ、どうドライブをかけていくか、自身も試みを続けていこうと思います。
・ もう変わっていかなければ、という思いを新たにしました。チャットの中にありましたが、できる学校とできない学校の違いは、やる気のある先生が多い、少ない、の問題ではなく、いかに管理職から一般教員まで、自校の課題を共有できるか、が最大のポイントだと思います。ありがとうございました。
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