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World Youth Meeting 2022 プラチナ賞受賞
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8月5日・6日に立命館大学びわこくさつキャンパスにおいて、World Youth Meeting (WYM) 2022 が開催されました。WYMは1998年より継続している国際交流プログラムで、海外の交流校とペアになり、大会のテーマに沿って、プレゼンテーションを協働で作り、発表するものです。
本年度は、まだコロナ禍の影響が残るため、大部分のチームで、国内校は会場での参加、海外校はオンラインでの参加と、ハイブリッド形式となりました。参加チームは46チームで、参加国は、台湾、フィリピン、カンボジア、インドネシアなど、アジアの国々が中心でした。
本校の協働校は、台湾国立中山大学附属國光高級中学で、発表テーマはGender Equality でした。生徒たちは、日本の現状と台湾の現状を比較し、高校生への意識調査なども行うことで、問題点を洗い出しました。日本の高校生のほうが、国会議員や大企業の社長は男性が向いていると考えている層が1/4もいる結果となりました。台湾の国会議員は41.6%が女性であり、総統も女性です。そこまで比率がアップした仕組みなどを日本は取り入れる必要があります。いずれにせよ、Society5.0を想定して、高校生自体がこの問題について考える機会をもっと増やさなければいけないと考えました。生徒たちは、NGOなどに協力してもらい、学校で学習会を開くことができないか模索しています。
この発表に対して、高い評価を得て、プラチナ賞を受賞しました。
WYMでは、ほかに文化交流、カフェトーク、テーマに沿ってのディスカッションなど盛りだくさんで、参加した生徒は、大きな刺激を得たとともに心から楽しいと思える時間を送ることができたようです。