中高
【SA活動】狂言
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SA(スカラー・アスリート&アーティスト)生徒の活躍を紹介します。
本校には狂言のSA生徒が4名います。
・中2 茂山慶和(よしかず)さん ・中2 茂山鳳仁(たかまさ)さん
・高3 茂山竜正(たつまさ)さん
・高3 茂山虎真(とらまさ)さん
9月23日に金剛能楽堂にて「茂山狂言会 秋 八世茂山久蔵没後二百年」が開催され、上記4名が出演しました。
「翁(おきな)」において、竜正さんが「三番三(さんばそう)」を、慶和さんが「千歳(せんざい)」を初演しました。
「毘沙門」では、虎真さんと鳳仁さんが参詣人役を演じました。
また、虎真さんは「鬮罪人(くじざいにん)」の町内の衆役としても出演しました。
【竜正さんのコメント】
今回の茂山狂言会は、私にとって三番三の披き(初演)だったこともあり、とても緊張した公演でした。三番三の披きは狂言をする上で一つの段階を踏む公演だと言われているので、無事終えることができてうれしいです。今後も、一人前の狂言師になることを目指して一生懸命頑張っていきたいです。
【虎真さんのコメント】
今回の演目「毘沙門」は、茂山千五郎家として100年以上扱われなかった演目だったので、とても緊張しましたが、無事に終わったよかったです。弟と初めて一緒に演じる脇狂言で、タイミングを合わせなければならない場面で若干のズレがあったので、これから息が合うように精進していきます。
また、10月10日に金剛能楽堂で開催された「茂山狂言 笑の収穫祭2022」においても、演目「附子(ぶす)」の太郎冠者役として竜正さんが、次郎冠者役として虎真さんが出演し、演目「釣針」に慶和さんと鳳仁さんが出演しました。
中学生の慶和さん・鳳仁さんともに、「今後もたくさんの舞台に出て経験を積みたい」と意気込みを語ってくれました。
これからも4人の活躍に期待しています。