News

  1. Home
  2. News
  3. 本校中学生が北野天満宮の曲水の宴に参加

カテゴリー

年度別

月別

中学

本校中学生が北野天満宮の曲水の宴に参加

 11月3日、北野天満宮の「曲水の宴」で、本校中学生の藤原悠吾さん、山本恵生さんの男女2名は、平安時代の装束に身を包み、自作の和歌と漢詩を詠みあげ披露しました。
 この二人が参加できたご縁は、昨年度実施したGCP(グローバルチャレンジプログラム)の「京菓子プロジェクト」。「曲水の宴」は八人の歌詠みのうち2名が学生枠で、会毎に中学生、高校生、大学生と設定されており、今回が中学生であったことから、本校から参加をさせていただきました。二人は指導者の手解きを受け、作成した漢詩と和歌を色紙・短冊に書き、詠みあげ、披露する貴重な体験をしました。

曲水の宴
 曲水の宴は、庭に設けた小川に酒を入れた杯を流し、それをとって飲むとともに、題に即した詩を賦すという宴です。 もともとは、古代中国で行われていた上巳の祓(毎年三月最初の巳の日に水辺で体を清める行事)に由来し、それが杯を流すことと詩歌を作ることを伴い、宴の形式に整えられ日本にも伝えられました。 日本においては、桓武天皇ならびに宇多天皇の御代にて最も盛んに開催されたようです。詩歌の他に、諸芸能の披露も行われたとのこと。 中国由来の行事であるため、賦詩は漢詩で行うのが、歴史上の通例であり、当宮の曲水の宴では各詠題に対して男性が漢詩を女性が和歌を詠むという、他所では類をみない「和漢朗詠」の形式で再興されています。

221103【曲水の宴】 221103【曲水の宴】
221103【曲水の宴】 221103【曲水の宴】

戻る