【IB】CASサイクリング:嵐山(2023年)
5月20日(土)IBコースではCASプロジェクトの一環として京都嵐山へサイクリングツアーを実施しました。4人の教員の引率のもと、IBコース1年生と2年生の希望生徒20人が参加。京都駅を出発して桂川沿いを北上、嵐山渡月橋で休憩をして、時代劇のロケ地で有名な広沢池を眺め、堀川通りに出て南下、二条城の前を通過して京都駅へ戻る約25kmを自転車で走破しました。この日は天気も良く絶好のサイクリング日和。京都の歴史的な街並みを眺めながら友情を確認しあう最高の1日となりました。
「創造性・活動・奉仕」(CAS: creativity, activity, service)は、DPの中核です。「IBの使命」や「IBの学習者像」の倫理原則に沿って、生徒が自分自身のアイデンティティを構築するのを後押しします。CASでは、DPの期間を通じて、アカデミックな学習と 同時並行して多岐にわたる活動を行います。CASは、創造的思考を伴う芸術などの活動に取り組む「創造性」(creativity)、健康的なライフスタイルの実践を促す身体的活動としての「活動」(activity)、学習に有益であり、かつ無報酬で自発的な交流活動を行う「奉仕」 (service)の3つの要素で構成されています。CASは、DPを構成する他のどの要素よりも、「多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築く」という 「IBの使命」に貢献します。
CASでは体験的な学習を通じて、生徒の人間的な成長と対人スキルの発達を促します。生徒はCASプログラムで新しいやりがいや楽しさを発見し、自己発見の契機となります。IBDPでのCAS活動は以下の要素を含みます。
・意味のある成果をもたらす具体的な体験と目的を伴う活動CASでは以上4つの基準を満たすことが求められます。生徒たちはさまざまな体験を定期的に、できるかぎりDPの期間を通して18ヶ月間を続けることが求められます。CASを修了することはDP修了の条件となっています。このようにIB教育は全人的な成長を図る教育プログラムです。