2023年9月1日と2日に、IBコース3年生のビジュアルアートを履修している生徒によるエキシビジョン（展示）を開催しました。絵画やデジタルアート、工芸、立体作品など1人約10点もの作品を制作し、テーマを持って発表しました。
　IBDPのビジュアルアートでは、試験の一環として作品を作り上げるだけでなく、展示をすることが義務付けられています。作品を通して何を主張するのか、複数の作品におけるテーマの統一性、工夫した点などについて、作品を見る人との交流をすることが求められています。アート作品を通しての主張は非言語によるコミュニケーションですが、展示会をすることにより、そのアート作品を通して言語によるコミュニケーションへの発展が意図されており、IB教育の中心である「ATL: Approach to Learning」の柱の一つのコミュニケーション能力の育成、創造的思考力の育成が意図されています。
　展示会の２日間を通して、IBコースの生徒以外にも、中学生から高校生、教職員、保護者など多くの参加があり、学年・コース間を跨いだ交流や学び合う姿が見られました。