無線信号処理技術の研究成果で社会の安全・安心・快適に貢献する
無線信号処理研究室は，2012年度に発足した現在発展中の研究室です．研究テーマは，社会の安全・安心・快適に役立つ無線通信技術・信号処理技術とその応用に関する研究です．
無線通信は大量のデータを送るためだけでなく，私たちの生活の安全・安心・快適にも役立っています．無線信号処理研究室では，高速鉄道を想定した環境（列車無線）や電波が弱い環境（衛星通信）でも，高い品質の無線通信を実現するための信号処理技術を研究しています．
近年，電波による無線通信が困難な環境で通信を行うため，電波でなく音波を用いた音響通信に注目が集まりつつあります．無線信号処理研究室では，電波が通じにくい水中環境や既存の音響機器を活用できる陸上環境を対象として，移動環境にて音響通信を実現する技術を研究しています．
無線信号処理研究室では，企業と連携して列車無線，衛星通信，水中音響通信，陸上音響通信を研究するとともに，海洋研究開発機構（JAMSTEC）などの公的機関とも連携して，研究成果で社会に貢献すべく活動しています．
高速移動体通信技術
高感度無線通信技術
移動体音響通信技術
無線信号処理技術の展開
差動時空符号化
通信システムのモデリング
水中音響通信
陸上音響通信
オキシーテックニュースレター 海 2019年版
RADIANT#16 特集「音」
海洋開発のカギを握る水中音響通信 (2022年04月18日)
shiRUto
石油資源開発のカギを握るのは海！ 水中音響通信が日本を救う？ (2022年08月04日)
電子情報通信学会学会誌 特集「非地上系ネットワークの将来」
海中無線／水中無線：水中音響通信の厳しい二重選択性伝搬環境に有効な無線伝送方式 (2023年05月01日)
電子情報通信学会学会誌 水中無線技術特別研究専門委員会「知識の森」
水中における無線技術 (2024年03月01日)
電子情報通信学会学会誌 解説
水中音響通信のための無線伝送方式の課題と解決策 (2024年09月01日)
学会表彰
第12回 信号処理学会 論文賞 (2018年3月25日）
2018年度 電子情報通信学会 無線通信システム研究会 活動奨励賞 最優秀貢献賞 (2019年5月17日）
2019年度 電子情報通信学会 無線通信システム研究会 「初めての研究会」表彰 優秀発表賞 (2019年6月21日）
第16回 信号処理学会 論文賞 (2022年3月15日）
第17回 信号処理学会 論文賞 (2023年3月1日）
2022年度 電子情報通信学会 無線通信システム研究会 活動奨励賞 最優秀貢献賞 (2023年5月26日）
2023年度 電子情報通信学会 無線通信システム研究会 「初年度発表者コンペティション」表彰 優秀発表賞 (2024年1月19日）
2024年度 電子情報通信学会 無線通信システム研究会 「初年度発表者コンペティション」表彰 優秀発表賞 (2025年1月30日）
差動時空符号化に関する研究
研究成果報告 (2017年5月25日）
耐二重選択性無線伝送技術に関する研究
研究成果報告 (2022年4月28日）
水中音響通信に関する研究
研究成果報告 (2017年5月25日）
立命館+Rな人：水中音響通信実験で長距離・大容量音響通信実験に成功！ (2018年12月25日）
立命館NEWS：3kt（ノット）の移動速度に対応可能な水中音響通信技術の開発に成功 (2023年12月27日）
立命館大学院生の挑戦：海洋における音響通信の限界に挑んで (2024年2月7日）
琵琶湖博物館リニューアルへの貢献
立命館NEWS：「魚が聞いている音」を聞いてみよう (2016年7月14日）
立命館+Rな人：「五感で感じる博物館」への挑戦 (2016年7月12日）