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2026.01.14




講義には大変多くの在学生や教職員にご来聴いただきました。


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池田 淑子教授の退職記念講義を実施しました(1月14日)
1月14日(水)に2026年3月末で定年退職を迎えられる池田 淑子教授の退職記念講義を行いました。
講義のテーマは「ゴジラと科学技術 - 人類と地球環境 - 」。
池田教授が取り組まれてきた研究内容についてご紹介いただきました。
池田先生の研究が紹介された記事はこちら
池田教授には、2026年4月以降も特別任用教授として引き続き国際関係学部で教鞭をとっていただきます。
2025.12.23
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ゲスト講義実施報告(国連難民高等弁務官駐日事務所 法務部アソシエイト 葛西 伶様)
「国際連合入門」(担当:織田靖子)にて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所で法務アソシエイトとして勤務する葛西伶氏をゲストスピーカーとしてお迎えし、担当教員とともに難民問題に特化した授業を行いました。
冒頭、UNHCRおよびパレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の説明、世界の難民状況の説明が行われた後、日本の難民について詳しく講義が行われました。
葛西氏の現在の主な仕事のひとつは、日本にたどり着いた難民の人たちと直接対話を重ね、一方、日本のパートナー(企業、大学など)と交渉し、両者の接点を見極め、双方に役立つシステムを作り上げていくことです。
例えば、日本の不動産会社とともに賃貸物件を難民の人たちがよりスムーズに探すことができる方法を開拓する、また大学や専門学校の協力を得て難民に学びや就職の機会を提供する、といったプロボノ活動に関する説明がありました。
これからも難民の人たちが経済的支援に頼らず日本で生活できるように、持続可能な(サステナブルな)支援の形を探求中であることもお話しいただきました。
最後に葛西氏が現在の仕事に就くまでの学歴(心理学)及び職歴(外資系コンサルなど)について、質疑応答をとおして受講生と細かなやり取りがありました。
「難民問題は単なる人道支援のはなしではないと認識した」「国際法的観点だけでなく、(日本に在留する移民・難民に対して)社会参加が必要不可欠だと考えた」という感想・コメントが受講生から寄せられました。
2025.12.22



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ゲスト講義実施報告「憎しみの連鎖をほどく挑戦-日本から生み出す新たなアプローチ-」(NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事 永井 陽右様)
「特殊講義 -国際平和活動:国連と日本-アフガニスタンでの国連の活動を事例に- 」(担当教員:山本 忠通 客員教授)の授業にて、 NPO法人アクセプト・インターナショナル 代表理事の永井 陽右様をゲスト講師としてお招きし、「憎しみの連鎖をほどく挑戦-日本から生み出す新たなアプローチ-」というテーマでご講演いただきました。
講義では、紛争解決・平和構築の専門団体として、国内外で憎しみの連鎖をほどくべく、テロや紛争の当事者を含め、平和の担い手を増やしていくために様々な取り組みをされているアクセプト・インターナショナルの活動について、創設者の永井様ご自身のこれまでのご経験を交えてお話いただきました。
国際関係学を学ぶ学生達にとって、専門家の方から実際のお話を伺うことができた今回の講義は、大変貴重な学びの機会となりました。
2025.12.18





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元外務事務次官 薮中三十二客員教授による特別講演と外務省を目指す学生へ向けた「キャリア・トークセッション」を開催しました
12月18日、薮中三十二客員教授による特別講演を実施しました。
薮中先生は、外務省入省後、日米構造協議や、アジア大洋州局長として6カ国協議の日本代表を務め、北朝鮮の核や拉致問題をめぐる交渉に臨む等、数々の国際交渉を担当し、2008年には外務事務次官を務められた日本外交のエキスパートです。
2010年に外務省退官後、2022年まで客員教授として立命館大学 国際関係学部・研究科の授業をご担当いただいておりました。
講演のテーマは「Searching for Japan's own Diplomacy in the Era of President Trump bulldozed Disoriented World」。
英語で実施いただき、多くの国際関係学部・研究科の学生が参加しました。
留学生も多数参加しており、多様な国の学生から昨今の国際情勢について、薮中先生へ多くの質疑が投げかけられ、質疑応答は時間いっぱいまで行われました。
薮中先生から最新の国際情勢と今後の日本外交の課題について直接お話を伺うことができる、国際関係学部生にとって大変貴重な機会となりました。
また、講演会の前の時間には、外務省や国家公務員を目指す学生を対象とした「キャリア・トークセッション」を開催しました(こちらの企画は日本語で実施)。
国際関係学部の学生はもちろん、他学部からも多くの学生が参加し、外務省・国家公務員を目指す上での貴重なアドバイスを薮中先生よりいただくことができました。
2025.12.16
ゲスト講義実施報告(大谷大学非常勤講師 徐希寧様)
「文化交流史」(担当教員:中本 真生子)の授業にて、徐希寧さんをゲスト講師としてお招きし、自身の研究対象である「近代朝鮮民謡舞踏」について、「文化交流」と「文化変容」、さらに「超越」と「融合」をテーマにお話しいただきました。


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授業の前半では、日本による朝鮮半島の植民地下で朝鮮半島の民族舞踏が 1.宮廷の解体により宮廷舞踏と民族舞踏の融合が起こったこと、2.日本経由で西洋の現代舞踏(モダン・ダンス)の要素が導入され、「近代朝鮮民族舞踏」が成立したことが説明されました。
特に、日本の舞踏家に師事し、日本で高く評価された舞踏家、崔承喜の来歴と舞踏の特徴、そして彼女への評価が「日本から植民地に注がれるオリエンタリズム的眼差し」を内包していたことが示されました。
授業の後半では、1945年の日本の敗戦・朝鮮の独立とそれに続く分断の中で、日本に残された在日コリアン(特に総連系)の人々が、自身のアイデンティティ維持のために、この「民族舞踏」を、朝鮮学校の舞踏部を出発点として体系的に継承されてきたこと、さらにその「民族舞踏」が、北朝鮮の支援と影響下にありながらも徐々に独自性を獲得し、「創作舞踏」という、日本に生きる在日コリアンの学生たちの経験や生き方を題材とした「新しい民族舞踏(在日コリアン民族舞踏)」が形成されていることが紹介されました。
さらに、この「在日コリアンの人々の民族舞踏」が韓国舞踏の要素を取り入れるといった、新しい融合が見られること、また日本女性が韓国舞踏教室に通って韓国舞踏を踊る、といった動きもみられることから、日本という場で朝鮮民族舞踏のポストコロニアル状況が乗り越えられようとしている、という展望も語られました。
学生たちは、これまで自分たちが「朝鮮民族舞踏」について知識がなかったことに驚き、また強い興味を持って授業に取り組んでいました。授業後のレポートからも、今回の授業が様々な形で日本の中のオリエンタリズムおよびポストコロニアルを深く考えるきっかけになったことが読みとれました。
2025.12.15


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ゲスト講義実施報告「在日コリアンと日本人の見えない『国際』結婚」(武蔵大学 社会学部教授 林 玲美様)
「比較家族論」(担当教員:山口 智美)の授業にて、社会学者の林 玲美 武蔵大学教授をゲスト講師としてお招きし、「在日コリアンと日本人の見えない『国際』結婚」と題した講義を行っていただきました。
講義冒頭では「結婚とは何か」という問いをたて、テレビドラマやマンガなどから具体的事例を参照しつつ、「結婚」が必ずしも純粋に個人の選択のみに基づくものではなく、経済的条件や社会的規範などと結びついていることが示されました。
続いて「インターマリッジ研究」について説明され、いわゆる「異人種」間の結婚といった可視的なインターマリッジのみならず、身体的特徴の差異が少ない集団成員間の結婚や事実婚など、より不可視的な「インターマリッジ」も存在すると説明されました。在日コリアンと日本人のインターマリッジは後者の事例として位置付けられました。
さらに林先生は、人口動態統計、自伝的エッセイなどにおける言説分析や、世代間の出自継承をめぐる聞き取り調査など多様な例を挙げられ、歴史的変化の議論やさまざまな事例を説明しつつ、在日コリアンと日本人のインターマリッジのありようや変化について論じました。
本授業では、学期を通して「婚姻」に関して重要なテーマの一つとして議論してきましたが、国際結婚について扱った回の直後に林先生のゲストレクチャーが行われたことで、多様なインターマリッジのあり方についてより深く考えることができました。
授業後のコメントからは、自身の家族・親族や身近な事例と結びつけながら考察している様子が伺えました。また、本講義ではインターマリッジ研究の議論を通して、さまざまな研究の方法論も紹介されており、家族研究の手法について理解を深める貴重な機会ともなりました。