実施概要

2023年度 国際関係学部
オープンゼミナール大会

2023年 11月9日(木) 15:00〜18:00
衣笠キャンパス 恒心館 1F

このページは、当イベント専用です。SNSへの投稿や転送はお控えください。
発表データの転用、転載等はお断りします。
ご不明の点は国際関係学部事務室までお願いします。
Tel:075-465-1211 
E-Mail:iroffice@st.ritsumei.ac.jp

オープンゼミナール全体スケジュール
対面発表時間 グループ 場所 言語 ゼミ チーム名 テーマ
14:40-14:45 開会式

1回目
15:00〜15:25

2回目
16:30〜16:55

対面
A
1 日本語 西村先生 西村HCR #入管法改悪 ってほんとなの?〜国際法から考えてみた〜
2 日本語 鳥山先生 チュンチュン講座 BL≠LGBTQ?
3 日本語 君島先生 きみじ♡MAX なぜ軍縮は実現できないのか
5 日本語 森岡先生 モーリーファンタジー あなたならどこで働く? ―外国人介護労働者が日本を選ばない理由―
6 日本語 嶋田先生 シマえもん シマえもんとレポート見破り隊
7 日本語 末近先生 末近調査団 パレスチナとイスラエルの人権の「非対称性」:身近なものから捉え直す
8 日本語 板木先生 さだもち・やきもち・ちからもち 半導体マップ
9 日本語 石川先生 タリーズ Youは何しに日本へ?
10 English Prof.Yane 経済人と友達 COVID-19 and Gender Gap in Employment in Japan: With a Further Focus on Child-rearing Female Workers
11 English Prof.Nakato チムサチオ The influence of K-Pop in the Perspective of the North Korean Residents
12 English Prof.Ochi Les Avocates How much does international law contribute to providing fundamental human rights regarding child labour in the fashion industry?
13 English
日本語
- タイラ先輩と愉快な後輩達 F・R・I・E・N・D・S: Community Formation and Belonging in College of IR

1回目
15:30〜15:55

2回目
17:00〜17:25

対面
B
1 日本語 中川先生 りょうじペン 韓国ドラマにおける化粧品の間接広告の現状と展望
2 日本語 白戸先生 ⚠チーム・アングラ⚠ チカ×チカ アイドル
〜地下アイドルの実態を覗いてみませんか?~
3 日本語 星野先生 おらニセコのしゅうまだべ 持続可能なリゾート地としてのニセコ
4 日本語 松田先生 上勝の謎を暴き隊 地域活動継続に関する考察 ~徳島県上勝町を事例として~
5 日本語 渡邉(松)先生 コーヒーの宅急便 消費者の知らないフェアトレードの世界
6 日本語 中本先生 おらのなかまたちだゾ! クレヨンしんちゃんから見る日本社会におけるジェンダー意識の変容
7 日本語 大山先生 大山K-AdVentures 광고 표상『広告表象』–––– Asicsの広告から見る日本らしさに迫る––––
8 日本語 林先生 ベイプ 気候市民会議のデザインの違いは、その政治的影響力に変化をもたらすか。
9 日本語 本名先生 Go Green 日本の「アレ」と東南アジアの環境問題
10 日本語 植松先生 衣笠銀行世界支部 ODAって本当に平和な社会を作るヒーロー??
11 English Prof.Amekawa Antibucks Starbucks' Supply Chain: Unveiling its Labor Practices in the Americas
12 English Prof.Tsujimoto 辻本オールスターチーム Love, Money, and Lover Boys: Exploring Japanese Host Clubs’ Commodified Intimacy and Consequences
13 English
日本語
- バービーアーミー Barbie-ism: Beyond the Plastic Dream

1回目
16:00-16:25

2回目
17:30-17:55

対面
C
1 日本語 中川先生 中pay涼司 韓国から現金が消える!?〜日韓のキャッシュレス比較〜
2 日本語 白戸先生 Beauty☆チェッカーズ 脱毛ブームーそのお金、ムダ毛よりもムダ??―
3 日本語 星野先生 チームほしほし 日本の物流運送業界の革命
4 日本語 松田先生 松田A 上勝町の「葉っぱビジネス」から見る高齢化社会を「いろどる」要素とは?
5 日本語 渡邉(松)先生 チーム アジパンダ 味の素とガーナにおけるソーシャルビジネスの限界
6 日本語 中本先生 なかもと2 J-POPとK-POPの比較と韓流ブームからみる文化の海外搬出
7 日本語 大山先生 TEAMシュレーディンガー メディアが生み出した地下アイドルとイメージ消費
8 日本語 林先生 エコぴー 高レベル放射性廃棄物最終処分地の調査受け入れにおける政策過程
9 日本語 本名先生 アンチ・ヒューマン・トラフィッカーズ 東南アジアにおける海上奴隷問題と日ASEAN50周年の今考える日本による解決策
10 日本語 植松先生 ハッピーターン フェアトレードプレミアムの有効活用~意思決定プロセスの視点から考える~
11 日本語 石川先生 SCK49 日本の義務教育課程における平和教育を見つめ直す:海外の事例から日本の平和教育はどう学び変わっていく必要があるか
12 English Prof.Ataka インターナショナル ヘゲモニー ヒロ Redefining BRICSian Stereotypes: Uncovering the True Intentions of the Rising Global South Economic Forum
13 English - 2人ぼっち Naming Hunger: Problematizing Food Wealth Narratives at Ritsumeikan University
18:00-18:10 閉会式

参加方法:必ずお読みください

対面でご参加の方
  • 会場 恒心館1階 ラウンジおよび玄関ホール
  • 恒心館入口前のテントにて、当日のご案内資料・参加チームへのフィードバックシートをお渡しいたしますので必ずお立ち寄りください。

スケジュール(途中からの参加・途中での退席もOKです)

14:40~
開会式
15:00~
各チームのポスター発表
ポスター前にて各チームメンバーが随時プレゼンテーションを行います。
ご関心のあるポスターの前にお越しください。
※「密」を避けるため、3グループ(A・B・C)に分かれて30分ごとに発表を行います。
※各チームの概要は下記<参加チーム一覧>からご確認ください。
18:00~
開会式

恒心館1階 会場図

参加チーム一覧

発表の時間帯ごとに3つのタブで別れています

  • Aグループ1回目
    15:00〜15:25
    2回目
    16:30〜16:55
  • Bグループ1回目
    15:30〜15:55
    2回目
    17:00〜17:25
  • Cグループ1回目
    16:00〜16:25
    2回目
    17:30〜17:55

Aグループ 
❶ 15:00〜15:25 ❷ 16:30〜16:55

A-1 西村HCR

#入管法改悪 ってほんとなの?〜国際法から考えてみた〜

  • ゼミ:西村ゼミ
  • ゼミ担当教員:西村 智朗
  • 発表言語:日本語

2023年6月に改正された「出入国管理及び難民認定法」(通称改正入管法)は、その内容が国内で賛成/反対の激しい議論を呼んだのは記憶に新しいのだが、一部ではこの改正が国際法に違反すると主張する者もいる。果たしてそれは本当なのか?仮に違反していないとすれば、なぜここまで激論を呼ぶほどになっているのか?今日のグローバル社会において切り離すことのできない「入管問題」について、国際法的観点から考察する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-2 チュンチュン講座

BL≠LGBTQ?

  • ゼミ:鳥山ゼミ
  • ゼミ担当教員:鳥山 純子
  • 発表言語:日本語

同性愛者が主役であるBLは一見同性愛の表象であり、LGBTQへの理解を深める題材であるかのように見える。しかし、数々のBL漫画やその消費者の分析を行った後、同性愛に対する様々な誤解が生じているのが明らかになった。
発表を通じて、BL漫画と実際の同性愛者の比較をしながら、BLが現代社会にどのような役割を果たし、どのような問題を起こしているのかについて議論する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-3 きみじ♡MAX

なぜ軍縮は実現できないのか

  • ゼミ:君島ゼミ
  • ゼミ担当教員:君島 東彦
  • 発表言語:日本語

現在もなお世界中で戦争や紛争が起き、日本を含む東アジア諸国も軍拡を進めている。この緊張を緩和し平和を実現するためには、軍事面のみに固執し軍縮を求めるだけでは不十分である。我々は軍拡の裏にある根本的な不安や恐怖を取り除き、信頼関係を構築することこそ、結果的に軍縮に繋がると考えている。関係性の改善により軍縮が進んだ冷戦時の事例を用いながら、現在の東アジアにおける平和構築の可能性を模索する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-5 モーリーファンタジー

あなたならどこで働く? ―外国人介護労働者が日本を選ばない理由―

  • ゼミ:森岡ゼミ
  • ゼミ担当教員:森岡 真史
  • 発表言語:日本語

日本は長い間、アジア各国からの外国人労働者が働く目的地として、労働市場を開いてきました。しかし近年、日本は目的地として「選ばれにくい」状況になりつつあります。少子高齢化が進む中で、特に人手不足が深刻な介護業界は、今どのような状況にあるのでしょうか。介護分野での外国人労働者の受け入れ状況の他国との比較を通し、日本が目的地として選ばれにくい理由と、外国人労働者が日本に求めていることついて考察します。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-6 シマえもん

シマえもんとレポート見破り隊

現在話題の生成AI「Chat GPT」について、2023年4月各大学が教員や生徒に向けて、それぞれ注意・留意事項を掲出した。
そこで、特定のテーマに対して生徒が書いた文章とChat GPTの生成した文章を大学の先生方に見比べてもらうという調査を通して、Chat GPTの利用について客観的にみることができるのではないかと考えた。
この調査を通して、生徒と先生方の双方が現状を理解し、課題レポート作成に向けて何が必要か明らかにしていく。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-7 末近調査団

パレスチナとイスラエルの人権の「非対称性」:身近なものから捉え直す

  • ゼミ:末近ゼミ
  • ゼミ担当教員:末近 浩太
  • 発表言語:日本語

国際社会からテロリストと非難されているハマース。確かに、今年の10月の奇襲作戦では多くの市民が標的にされた。一方、半世紀以上パレスチナの市民を抑圧し続けてきたイスラエルは、非難されるどころか、多くの国々から支持を得ている。このような人権をめぐる「非対称性」は何に由来しているのか。本発表では、この問題について、イスラエルや企業から流通している製品やサービスという私たちに身近なものから捉え直してみる

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-8 さだもち・やきもち・ちからもち

半導体マップ

  • ゼミ:板木ゼミ
  • ゼミ担当教員:板木 雅彦
  • 発表言語:日本語

現在、第6の戦略次元とも言われ、国力を示す指標としても捉えられるようになった半導体。そんな半導体には様々な種類があり、国によって強みとする分野は異なる。当グループでは、中でも昨今のスマートフォンやパソコンの心臓とされるAI半導体に焦点を当て、各国ごとの強みやその関係性を分かり易い図を用いて解説していく。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-9 タリーズ

Youは何しに日本へ?

  • ゼミ:石川ゼミ
  • ゼミ担当教員:石川 幸子
  • 発表言語:日本語

「シリア平和への架け橋・人材育成プログラムJISR(ジスル)」は、シリア危機により就学機会を奪われたシリア人の若者に教育の機会を提供するものである。実際にJISRのプログラムを受けた人に会った。そこで、JISRの実情を取材し、彼らが日本に対して改善してほしい問題を抱えていることが分かった。その問題に対して日本人がどう改善できるかを照らし合わせたい。そして、日本国民と難民が暮らしやすい社会を構築できるかを考察する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-10 経済人と友達

COVID-19 and Gender Gap in Employment in Japan: With a Further Focus on Child-rearing Female Workers

  • ゼミ:Yane Zemi
  • ゼミ担当教員:Yane Haruka
  • 発表言語:English

The COVID-19 pandemic has cast a spotlight on the existing gender disparities in the Japanese labor market, underscoring the urgency of addressing these inequalities. This study investigates the impact of the pandemic on the gender gap in employment in Japan, delving into the intricate factors such as income, wage, and unemployment rate. We find that the COVID-19 pandemic has exacerbated pre-existing disparities. This study further explores unique challenges faced by child-rearing female workers in Japan, as a specific case study, to understand the profound and multifaceted impact of the pandemic on the gender gap in employment. Through an interdisciplinary analysis, we try to unravel how COVID-19 has exacerbated existing disparities in employment as well as family-care responsibilities for women in Japan.

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-11 チムサチオ

The influence of K-Pop in the Perspective of the North Korean Residents

  • ゼミ:Nakato Zemi
  • ゼミ担当教員:Nakato Sachio
  • 発表言語:English

Our group focused on the influence of Kpop and how it flourished in the North Korean peoples’ mind, which could be introduced as more effective and powerful tools than the atomic bomb in the way how it reshapes peoples’ minds without South Korea's direct interrupt or approach. In order to present our idea, we will guide with some examples of the macro and micro impact of Kpop in North Korea, with examination of soft power. Moreover, the concerns due to the tensions in the region and the international disputes will be introduced, emphasizing the need for strategic and flexible diplomatic efforts, as the use of soft power against North Korea should be approached thoughtfully to address human rights and ultimately work toward peaceful reunification.

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-12 Les Avocates

How much does international law contribute to providing fundamental human rights regarding child labour in the fashion industry?

  • ゼミ:Ochi Zemi
  • ゼミ担当教員:Ochi Megumi
  • 発表言語:English

This research is grounded in a comprehensive exploration of the privatised fast fashion industry's concerning issue of child labour. It employs a two-pronged approach, incorporating case studies and analysis, which draws strength from internationally recognised conventions and laws addressing child labour. Through an examination of real-world case studies, this research uncovers the complexities and nuances of child labour practices in the industry, shedding light on the crucial role played by all actors. The analysis is informed by international conventions and laws, establishing a benchmark for ethical and legal standards. The summation of empirical evidence from the case studies and a framework provided by international regulations lends compelling support to the assertion that reinforcing corporate accountability represents a promising avenue for mitigating child labour within privatised fast fashion, ultimately fostering a more ethical and responsible industry.

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

A-13 タイラ先輩と愉快な後輩達

F・R・I・E・N・D・S: Community Formation and Belonging in College of IR

Our group made an observation that many of the foreign students and Japanese students do not socialize much outside of class. It is common to see foreign students mingle with each other rather than see an international group of students socializing. Therefore, we decided to explore the topic of community formation and belonging at Ritsumeikan University, College of IR. We will organize fieldwork and surveys to determine the patterns and backgrounds behind this phenomenon. Our group would also use our experience to compare and contrast the situation at American University and Ritsumeikan University. Interviewing different students from the JDP program and other foreign students, as well as Japanese students from both IR and GS students would provide us with insight from different perspectives.

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

Bグループ 
❶ 15:30〜15:55 ❷ 17:00〜17:25

B-1 りょうじペン

韓国ドラマにおける化粧品の間接広告の現状と展望

  • ゼミ:中川ゼミ
  • ゼミ担当教員:中川 涼司
  • 発表言語:日本語

韓国ドラマでは間接広告(PPL)という、ドラマのなかの小道具などに特定の商品を使うことで、宣伝効果をアップさせる演出をおこなっている。「あ、あの主人公が使っているリップなんだろう、欲しいなあ」となった経験はありませんか?私たちは実際に韓国でインタビューを行い、間接広告の効果性やイメージを韓国人学生の意見を元に考察する

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-2 ⚠チーム・アングラ⚠

チカ×チカ アイドル
〜地下アイドルの実態を覗いてみませんか?~

  • ゼミ:白戸ゼミ
  • ゼミ担当教員:白戸 圭一
  • 発表言語:日本語

地下アイドルって、何?
『過激?』『危険?』――果たしてそのイメージは正しいのだろうか。
そんな一つの疑問から始まった、地下アイドル研究。
何となく知っていると思っていた、地下アイドルの真の姿に触れてみませんか?
地下アイドル・ファン・運営事務所の3方向から見る、地下アイドルの実態はいかに――。
"今"を生きる私たちにも繋がる
〜他人事なんかじゃない!地下アイドルを取り巻くトラブル〜

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-3 おらニセコのしゅうまだべ

持続可能なリゾート地としてのニセコ

  • ゼミ:星野ゼミ
  • ゼミ担当教員:星野 郁
  • 発表言語:日本語

近年の訪日外国人の増加に伴い、ニセコのリゾート地としての注目度は高まっている。本発表では、ニセコが将来にわたってグローバルなリゾート地であり続けるための経営戦略に焦点を当てる。観光業の持続可能性と地域社会の発展を促進するための新たなアプローチを探求し、特に季節外観光の拡大や地元産業との協働による経済的多様性の強化に重点を置く。ニセコはその独特な魅力を保ちつつ、新しい成長と機会の時代を迎えるだろう。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-4 上勝の謎を暴き隊

地域活動継続に関する考察 ~徳島県上勝町を事例として~

  • ゼミ:松田ゼミ
  • ゼミ担当教員:松田 正彦
  • 発表言語:日本語

四国で一番小さい町である、上勝町では過疎化しながらも、ゼロウェイストに向けた取り組みを地域文化そして地域ブランドとして確立し、地域活動としても継続的におこなっている。文献調査や上勝町への視察から「どのようにすれば、他地域でも地域文化と地域ブランドを確立しながら、地域の活動を継続していけるのか」を上勝町のゼロウェイストに向けた取り組みを事例に考察し、他地域にも応用可能な形で提示する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-5 コーヒーの宅急便

消費者の知らないフェアトレードの世界

  • ゼミ:渡邉(松)ゼミ
  • ゼミ担当教員:渡邉 松男
  • 発表言語:日本語

フェアトレードにおける生産者の環境について実態を明らかにする。
日本でもフェアトレード製品を見かけるようになり、市場規模は世界で拡大傾向にある。消費者の目線ではフェアトレードは一定の成果を残しているように見える。だが、果たして生産者の実情はどうであろうか。彼らは持続的に農業を続けていけるだけの収入を得られているのだろうか。私達の発表では、フェアトレードがもたらす生産者へのインパクトを明らかにしたい。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-6 おらのなかまたちだゾ!

クレヨンしんちゃんから見る日本社会におけるジェンダー意識の変容

  • ゼミ:中本ゼミ
  • ゼミ担当教員:中本 真生子
  • 発表言語:日本語

メディアは大衆の価値観を反映する。テレビアニメも例外ではない。本発表では日本人なら誰もが幼い頃一度は目にしたことのあるであろうクレヨンしんしゃんの中に見受けられるジェンダー表象の変遷を読み取りつつ日本社会のジェンダーに対する意識変化や社会それ自体の変容を探る。また、世界各国にて放映されているクレヨンしんちゃんがどのように日本のイメージやジェンダー観を世界に発信しているかについても考察していく。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-7 大山K-AdVentures

광고 표상『広告表象』–––– Asicsの広告から見る日本らしさに迫る––––

  • ゼミ:大山ゼミ
  • ゼミ担当教員:大山 真司
  • 発表言語:日本語

私たちは日本の広告と韓国の広告が違うことに興味を持ち、スポーツブランドのアシックスを事例に、広告の日本らしさの表象について研究することにしました。研究方法としては、先行研究の読解、韓国(ソウル)と日本(大阪)双方のアシックスの店舗と、アシックスミュージアムを巡るフィールドワーク、SNS上での広告集めを行いました。研究の結果明らかになったアシックス社の広告に潜む意外な日本らしさとは…。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-8 ベイプ

気候市民会議のデザインの違いは、その政治的影響力に変化をもたらすか。

  • ゼミ:林ゼミ
  • ゼミ担当教員:林 大祐
  • 発表言語:日本語

気候市民会議は、2019年ごろから欧州で広まった環境政策への新しい市民参加の形式であり、2020年ごろから日本でも導入が広まっている。本研究では、参加者の代表性、議論の公平性など、気候市民会議を理想的にデザインするために重要となる変数に着目し、日本で行われてきたいくつかの気候市民会議を分析する。そして、気候市民会議のデザインによって、その政治への影響力がどう変化するのか、各事例を比較することで検証する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-9 Go Green

日本の「アレ」と東南アジアの環境問題

  • ゼミ:本名ゼミ
  • ゼミ担当教員:本名 純
  • 発表言語:日本語

急速な経済発展を遂げる東南アジア。しかし同時に環境へ悪影響を与え続けてきたのも事実です。日ASEAN友好50周年の今年、一緒になって改善出来る事を模索すべき年だと捉えています。その中で、現地で見てきた「水と森」に関する課題に焦点を当てます。我々が生きるために必要な水。それを供給し続ける森。我々の生活に身近な「アレ」から東南アジアの課題にどうアプローチ出来るか考察していきます。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-10 衣笠銀行世界支部

ODAって本当に平和な社会を作るヒーロー??

  • ゼミ:植松ゼミ
  • ゼミ担当教員:植松 大輝
  • 発表言語:日本語

皆さんのODA(Official Development Assistance、公式開発援助)に対する印象はどのようなものでしょうか。多くの人が国際援助や開発支援に前向きなイメージを抱いているかもしれません。そこで、私達は日本のODAに焦点を当て、援助の有効性について検証します。日本の過去のODAが発展途上国の持続可能な発展にどのように貢献したのか、日本の将来のODAはどうあるべきかについて考察します。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-11 Antibucks

Starbucks' Supply Chain: Unveiling its Labor Practices in the Americas

  • ゼミ:Amekawa Zemi
  • ゼミ担当教員:Amekawa Yuichiro
  • 発表言語:English

Our research team’s objective is to provide insights into the business structure of the coffee industry in the Americas. Through this examination, we shed light on questionable business practices employed by global corporations in the context of labor and employment within the global supply chain. Specifically, our analysis delves into the complex issues of child labor and worker exploitation. Our primary focus is Starbucks, one of the world’s most successful coffee shop chains, which frequently touts its commitment to corporate social responsibility. However, allegations have surfaced, claiming that the company employs children as young as eight years old and individuals from marginalized communities for minimal compensation. This question of corporate integrity has prompted our investigation into this global coffee giant from various comparative perspectives.

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-12 辻本オールスターチーム

Love, Money, and Lover Boys: Exploring Japanese Host Clubs’ Commodified Intimacy and Consequences

  • ゼミ:Tsujimoto Zemi
  • ゼミ担当教員:Tsujimoto Toshiko
  • 発表言語:English

The research project delves into the enigmatic world of Japanese host clubs, where the sale of affection and dreams unfolds. Researching into the perspective of female consumers of host clubs, the intricate dynamics between male hosts and their female clientele, as well as the commodification of intimacy, are exposed. Beyond the glittering façade, the repercussions of such transactional affection are the social and emotional costs borne by the female consumers, leading to extreme cases of some patrons being entangled with a perilous cycle of compensated dating and prostitution to finance their loving entertainment in host clubs. Therefore, the research project aims to analyze the Japanese host club phenomenon, highlighting the complexities that blur the lines between commodified fantasy and brutal reality prompted by the need for love.

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

B-13 バービーアーミー

Barbie-ism: Beyond the Plastic Dream

1959年にバービーが発売された際、キャリアを持つ人形は従来の性役割に新たな選択肢を与えたが、理想化された女性像はのちに、批判の対象となった。変化し続ける表象とさらなる事業拡大は異なるレベルの消費者、社会から様々な注目を集めた。こうして象徴的しかし複雑な地位は安定していった。2023年、バービー映画が公開され世界的なブームを引き起こした。本研究では、時代錯誤するバービーの変容とその意味を調査する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

Cグループ 
❶ 16:00〜16:25 ❷ 17:30〜17:55

C-1 中pay涼司

韓国から現金が消える!?〜日韓のキャッシュレス比較〜

  • ゼミ:中川ゼミ
  • ゼミ担当教員:中川 涼司
  • 発表言語:日本語

現金、クレジットカード、コード決済、交通系IC、など多種多様な決済方法を選択できるようになった現代日本。キャッシュレス決済が浸透する一方で、現金が必要となる場面が減らないのはなぜだろうか?この答えを探すべく、我々は韓国で市場調査、現地の学生からのアンケート調査を実施した。キャッシュレス大国の韓国と日本との決定的な違いを分析し、今後の日本の現金使用の動向を考察する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

C-2 Beauty☆チェッカーズ

脱毛ブームーそのお金、ムダ毛よりもムダ??―

  • ゼミ:白戸ゼミ
  • ゼミ担当教員:白戸 圭一
  • 発表言語:日本語

「脱毛しませんか?」
街を歩けば、スマホを開けば。私たちは脱毛をするように勧誘される。でも、本当に100円でできるの?ギフト券がもらえるの?そもそも、なぜそこまで私たちに脱毛してほしいの?
脱毛業界へ浮かぶたくさんの疑問から、脱毛業界を支えている社会構造について探るべく、多方面へ行った取材を基に、盛り上がり続ける脱毛業界の真実について考察する。
私たちを取り巻くのは、「ハリボテ」の脱毛ブームかもしれない。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

C-3 チームほしほし

日本の物流運送業界の革命

  • ゼミ:星野ゼミ
  • ゼミ担当教員:星野 郁
  • 発表言語:日本語

家に荷物が届くのって便利ですよね?
その日常、当たり前だと思っていませんか?
現代日本の少子高齢化は深刻な問題で、それが運送業界にも波及しています。トラックのドライバー不足が顕著で、「運ぶもの」が上昇する一方で「運べる人」が大きく不足している状況にあり、配達件数の増加に対応できない状況です。
そこで、我々は現状に対する運送業界の課題を明確にし、物流のあり方について模索して行きます。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

C-4 松田A

上勝町の「葉っぱビジネス」から見る高齢化社会を「いろどる」要素とは?

  • ゼミ:松田ゼミ
  • ゼミ担当教員:松田 正彦
  • 発表言語:日本語

高齢化の進む日本で、急増する社会保障費や高齢者のQOLの低さが問題となっている。一方で、徳島県にある上勝町は高齢者の活躍する町と称されている。その所以である「葉っぱビジネス」について今回フィールドワークを行い、「葉っぱビジネス」には収入を得られること以外に、高齢者の社会参加と生きがいになる要素があることを分析した。そこから、高齢者も含めた「誰もが輝ける社会」の実現には何が必要になるのかを考察する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

C-5 チーム アジパンダ

味の素とガーナにおけるソーシャルビジネスの限界

  • ゼミ:渡邉(松)ゼミ
  • ゼミ担当教員:渡邉 松男
  • 発表言語:日本語

皆さんは「人生最初の1000日」の栄養の重要性を知っているだろうか。生後1000日までに栄養不足により、成長する機会を失えば、その後の成長を取り戻すことはできない。ガーナでは多くの子どもが発育阻害を抱えており、これに対し味の素はKOKO Plusを開発し、栄養改善に努めている。しかし、ソーシャルビジネスと呼ばれるこの事業ははっきり言って赤字である。味の素によるKOKO Plusを例に、ソーシャルビジネスの持続性に迫る。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

C-6 なかもと2

J-POPとK-POPの比較と韓流ブームからみる文化の海外搬出

  • ゼミ:中本ゼミ
  • ゼミ担当教員:中本 真生子
  • 発表言語:日本語

本発表ではJ-POPをより海外に輸出する方法を模索する。比較対象として韓国のK-POPをあげる。なぜなら、K-POPは近年日本国内や海外で影響力を増しているように感じるからだ。この流れは、第一次韓流ブームから続いていると捉えることができる。一方で、J-POPは国外に対しての影響力が少ない。そこで、歴代の韓流ブームから効果的な戦略を読み取り、J-POPの海外搬出のために新たな戦略を模索する。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

C-7 TEAMシュレーディンガー

メディアが生み出した地下アイドルとイメージ消費

  • ゼミ:大山ゼミ
  • ゼミ担当教員:大山 真司
  • 発表言語:日本語

私たちは地上アイドルと地下アイドルの境界線を調査するにあたり「地下アイドル」とは何者か疑問を抱いた。両者の区別は困難であったため、両者に対する人々のイメージを調査することで地下アイドルとは何かを明らかにしようとした。その方法として、一般的に共有されている両者のイメージと実際の地下アイドルやファンの意見を比較分析した。人によって抱くイメージは異なっており、メディアの影響があると推察した

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

C-8 エコぴー

高レベル放射性廃棄物最終処分地の調査受け入れにおける政策過程

  • ゼミ:林ゼミ
  • ゼミ担当教員:林 大祐
  • 発表言語:日本語

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地の調査受け入れを巡って、議論が交わされている。北海道の寿都町•神恵内村では調査の受け入れが決定され、現在、第一段階である文献調査が行われている。そこで、調査の受け入れ是非決定までの政策過程を複数事例から比較・分析し、政策過程の違い・改善策を明らかにする。

  • 発表場所については、上記「参加方法」にてご確認ください。

C-9 アンチ・ヒューマン・トラフィッカーズ

東南アジアにおける海上奴隷問題と日ASEAN50周年の今考える日本による解決策

  • ゼミ:本名ゼミ
  • ゼミ担当教員:本名 純
  • 発表言語:日本語

私たちは、タイやインドネシアにおける海上奴隷問題に焦点を当てます。海上奴隷問題には、IUU漁業の問題や各セクターとの協力関係の弱さ、法・規則の効力の有無など様々な原因が影響しています。深刻な問題でありながら問題意識の低いこの問題の現状や原因、解決策等について考察します。また、今年は日ASEAN 50周年という節目の年ということを踏まえて、私たち日本人が今後どのようにアプローチすべきかについて検討します。

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C-10 ハッピーターン

フェアトレードプレミアムの有効活用~意思決定プロセスの視点から考える~

  • ゼミ:植松ゼミ
  • ゼミ担当教員:植松 大輝
  • 発表言語:日本語

公正な貿易を通じて途上国の生産者の生活改善を目指す仕組みであるフェアトレードですが、取引を通じて得たお金を生産者がどのように利用しているか知っていますか?フェアトレードプレミアムと呼ばれる商品の代金に上乗せして支給される奨励金の使い道は生産者組合で決定され、想像以上に多様な方法で利用されています。今回は各組合の意思決定プロセスの違いに着目し、プレミアムの有効活用とプロセスの関係について考察します。

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C-11 SCK49

日本の義務教育課程における平和教育を見つめ直す:海外の事例から日本の平和教育はどう学び変わっていく必要があるか

  • ゼミ:石川ゼミ
  • ゼミ担当教員:石川 幸子
  • 発表言語:日本語

日本における現在の平和教育は多くの問題点及び課題(カリキュラム上のコンテンツの偏りや伝え方等)を抱えており、失敗しているという考えに基づき、平和教育が比較的効果的に機能していると考えられる他国(ポスタープレゼンテーション内では2か国を取り上げる)と比較した上で、そのアドバンテージを盛り込んだ改革案を提案する。

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C-12 インターナショナル ヘゲモニー ヒロ

Redefining BRICSian Stereotypes: Uncovering the True Intentions of the Rising Global South Economic Forum

  • ゼミ:Ataka Zemi
  • ゼミ担当教員:Ataka Hiroaki
  • 発表言語:English

In light of the recent BRICS summit in South Africa, which revealed the upcoming expansion of this economic alliance of Global South countries with the inclusion of six new members, discussions arise regarding whether BRICS’ growth will eventually lead to a shift in the global economic order. However, whether BRICS aims to do so remains a mere speculation. Accordingly, this research qualitatively examines the language of BRICS’ summits, communiqués, and official statements, juxtaposed with the discourse surrounding the alliance from experts to unveil the true intentions of BRICS and elucidate whether the widespread narrative of BRICS’ challenge toward the Western-led international order is just a mere overreaction by the Global North.

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C-13 2人ぼっち

Naming Hunger: Problematizing Food Wealth Narratives at Ritsumeikan University

  • Ritsumeikan Food Bank
  • 発表言語:English

Have you eaten today? What did you eat for breakfast? Most people pay no attention to such simple questions, but for food-insecure individuals, it can invoke feelings of discomfort and shame. While most think that people who are food insecure live in a different world than your own, these people could very well be people in your own community. For this reason, our research aims to quantitatively assess the extent to which students at our institution are impacted by food insecurity. Our primary goal is to define and shed light on food insecurity and identify its prevalence among the student population. We strive to create a supportive and inclusive campus environment where every student's basic needs are met.

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