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2021年度入学者から授業必携となるPCのスペック等について【2/22掲載】

                                    2021年2月22日掲載
2021年4月に入学を予定される皆様

合格おめでとうございます。

情報理工学部ではみなさんがキャンパスでの授業を通じて情報科学・情報工学分野の基礎ならびに専門分野を学ばれることを心待ちにしています。

情報理工学部では2021年度より、学部授業における個人PCの必携化(Bring Your Own Device: BYOD)を実施します。これは昨今一層の高まりを見せている「教育における情報化=EdTech」を活用したより新しい学びを情報理工学部の教育課程に導入する試みの一環です。現在の情報化社会においては、PCは特殊な機器ではすでになく、日常的に利用する文具としての地位を占めています。みなさんにも、自身のPCを教室や実験室に持ち込んで、LANを通じて授業支援ウェブサイトにアクセスし、プログラミングや実験データの解析を行い、レポートを作成して電子的に提出するなど、授業内外での活動を通じて、広くPCを活用するスキルをぜひ身につけてほしいと考えています。

入学後の円滑な授業参加のために、毎日大学へ持ってくることができる自分専用の携帯型PCを、4/1の入学までに必ず購入しておいてください。入学後第1週目のオリエンテーションから学内LANの接続方法やメール、ウェブの使い方の講習から早速使用します。4/1に実施するガイダンスでは各自のPCを使って学内LANに接続したり、ウェブをつかった学内サービスにアクセスするための講習を実施しますので持参してください。授業開始後も、情報理工基礎演習やプログラミング演習をはじめとする専門科目や英語の授業で活用します。

PCの機種については、個人の持ち物ですので学部として特定の機種を指定することはしません。大学生協をはじめとするショップの紹介などを参考に気に入ったものを選定してください(立命館大学生協のショップページはこちら)。以下に、情報理工学部での授業が円滑に受けることができる典型的なBYOD用PCの仕様を記載します。


※情報システムグローバルコース(ISSE)の入学者については第1週の授業内で必携PCについての詳細ガイダンスがありますので、現在所有されているノートPC以外を入学前に購入する必要はありません。


<典型的なモバイルPCの例(製品カタログの「仕様」や「スペック」というところに書いてあります)>:


Windows PC / Macbookシリーズ

モバイルPCにはいくつかの種類がありますが、なかでもWindows 10を搭載したPC(多くのメーカから多様な製品が販売されています)と、macOSを搭載したApple社のMacbook Airがポピュラーです。どちらでも情報理工学部での授業に利用できますので好みのものを選んで購入してください。これら以外のLINUXやChrome OSなどを搭載したものは専門的な知識を必要としたり、授業で利用するアプリが動作しないことがあります。また、授業でのレポートや発表資料の制作、プログラミング等にはキーボードによる文字入力が不可欠ですので、キーボードのないiOSやAndroidを搭載したタブレット端末はBYOD用のデバイスとしては避けてください。


CPU Intel Core i5

i3<i5<i7<i9という順にスペックが上がります(IntelのCPUの場合)。

最新のMacbook Air/Proは従来型のIntel CPUではなく新型のM1チップCPUを搭載しています。レポートや発表資料を制作するためのOfficeソフトは問題なく利用できます。なお旧式のIntel Mac用に製作された一部の高機能なソフトウェア(仮想PCソフトなど)が動作しないことがありますが、授業を受ける上での支障はありません。


8GB メインメモリ

8GBあれば当面不安はありませんが、可能なら16GBにすると余裕が出ます(応答性や同時実行するアプリの数に影響します)。ノートPCはあとからメモリを増設することができない機種が多いです。


256GB SSDストレージ

ハードディスク(HDD)は安価ですがSSDに比べると速度が遅く応答性に影響しますのでSSD内蔵の機種を選ぶ方がよいでしょう。また本学学生はMicrosoft OneDriveのクラウドストレージを最大1TB (約1000GB)まで追加費用無しに利用できます。しばらく使わないファイルの保存にはクラウドストレージを利用するとSSDの容量を節約できます。


・無線LAN機能(Wi-Fi6/Bluetooth 5

本学のキャンパスでは各教室でWi-Fiのアクセスポイントを利用できます。卒業までの4年間を考えると上記の最新規格のものがあれば安心です。


1113インチディスプレイ

画面が大きい方がレポート作成やプログラミングなどが快適になる一方で、本体が大きく重くなり持ち運びにくくなるかもしれません。バランスを考えると上記の範囲がよいでしょう。


Webカメラ、マイク、ヘッドフォン出力搭載

授業によってはWebカメラやマイクを必要としますのでこれらを内蔵したものがよいでしょう。Bluetoothを搭載している場合はワイヤレスのヘッドフォンを利用できるので有線のヘッドフォン端子は必ずしも必要ありません。


HDMI出力端子搭載

いくつかのプロジェクト型の授業(実験・演習を含む)では自分のPCで制作したスライドを使って発表を行います。HDMI端子があれば外部ディスプレイやプロジェクタに映像を出力して聴衆に見せることができます。軽量薄型の機種では本体にHDMI端子がないことがありますが、ほとんどの機種では拡張用のHDMIアダプタをあとから購入して接続できます(Microsoft Surface Proや Macbook Airなど)。


・バッテリー駆動10時間程度

朝登校して夕方帰宅するまでバッテリーがもつものがよいでしょう。キャンパス内のいくつかの場所で充電できますが、教室内に電源が装備されていない場合もあります。バッテリー容量が十分であれば充電用のアダプタを持ち運ばなくてもすみます。


・重量1kg程度

BYODによる授業では毎日PCを持ち運ぶことになるため軽さが重要です。1kg程度であれば苦にならないでしょう。


・アプリケーション

レポートの作成やデータ解析、発表スライドの制作にはOfficeソフトを使います。立命館大学ではすべての学生がMicrosoft365 Office (WindowsおよびMac用(M1 Mac含む))を追加費用無しに利用できます。個人でライセンスを購入する必要はありません。


<授業使用PCに関する問い合わせ先>

情報理工学部事務室:ise26@st.ritsumei.ac.jp

※土日祝日の回答は行えません。

※回答には数日要することがあります。




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