立命館東洋史學

このページでは過去号の目録を掲載しております。投稿規定に関しては、立命館東洋史學會のページをご参照ください。

リポジトリ公開

 2019年6月18日より、立命館大学学術成果リポジトリ「R-Cube」にて、過去号のPDF公開を開始いたしました。現在30~45号が公開されています(一部未公開論文等あり)。
 下記目録のリンクからご利用ください。
 なお、R-Cubeに関するお問い合わせは、弊会リポジトリ公開担当(rits-eah◎gst.ritsumei.ac.jp)までお寄せください。

バックナンバー

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※第18号以前・23号・41号の販売は致しておりません。

連絡先
〒603-8577
京都市北区等持院北町 56-1
立命館大学文学部内 立命館東洋史學會
E-Mail:rits-eah◎gst.ritsumei.ac.jp
(◎を@に直してメールを送信してください。)

『立命館東洋史學』目録

第45号(2022年)
論文 佐藤信弥 西周金文の製作意図について
―同一の事件について記録した金文より探る―
猪俣貴幸 唐代後半期の太廟における「一帝一后」
―北宋多后配祔の背景―
孫悦妍 唐代後半期における宮官の政治参与
―宋氏姉妹を例として―
祁蘇曼 明代の問刑実務における「参語」
―『不平鳴稿』を題材に―
研究ノート 小野 響 西晋における単于
―元会儀礼における匈奴南単于の位置づけを中心に―
特別寄稿 松本保宣先生のご還暦に寄せて

執筆者御芳名
石井和志・伊藤正彦・鵜島三壽・江川式部・岡部毅史・小野響・菊地俊介・塩卓悟・杉本史子・武田和哉・田中一輝・中村公大・平田茂樹・細井和彦・山本一之(敬称略五十音順)
第44号(2021年)
論文 鷹取 祐司 漢代兵役考証
石井 和志 漢代「天下の母」考
永田 拓治 漢晋期における仏教流伝と歴史叙述
―「書かない」という叙述行為―
翻訳 増井 寬也 オーウェン・ラティモア著「ゴルド族:松花江下流の“魚皮韃子”」
第43号(2020年)
論文 松本 保宣 五代後唐期の中興殿と延英殿
―五代聴政制度初探―
池田 修太郎 「西爐の役」がもたらしたもの
―清朝の打箭爐支配成立の一側面―
研究ノート 小野 響 烏桓における単于の導入
―三郡烏桓王権の変化と非漢族への単于授与―
史料紹介 細井 和彦 翻訳:楊杰著『国防新論』(七)
猪俣 貴幸 中央硏究院傅斯年圖書館藏明鈔本『條例全文』殘本三種について
訳注 赤羽 奈津子・猪俣 貴幸 吳士鑑「晉書斠注序」譯註稿
特別寄稿 富田 健次 金室完顔部の勃興―その構造面の試論的考察
第42号(2019年)
論文 豊嶋 順揮 明朝成化・弘治年間の海上密貿易をめぐる法整備
増井 寛也 八旗創設期のグサ分領制とその基底について
―特に動詞salibumbiとの関連から見た―
史料紹介 細井 和彦 翻訳:楊杰著『国防新論』(四)
書評鷲尾 祐子
松島隆真『漢帝国の成立』
第41号(2018年)※在庫なし
論文 小野 響 後趙建国前夜
―匈奴漢国家体制試論―
陸 俊鋮 洪武年間に於ける明の東北アジア外交
―東北アジアの国際情勢および洪武帝の対外戦略―
研究ノート 増井 寛也 ジュシェン-マンジュ史箚記(続)
新刊紹介小野 響
岡部毅史『魏晋南北朝官人身分制研究』
田中一輝『西晉時代の都城と政治』
第40号(2017年)
論文 井上 充幸
汪砢玉の生涯
―『珊瑚網』から見る明末の嘉興における文雅について―
山田 崇仁 前漢前少帝の諱について
研究ノート 増井 寛也 ジュシェン-マンジュ史箚記二題
第39号(2016年)
論文 宮内 肇 一九二〇年代広東における宗族の自己改革論
―五邑地域の族刊雑誌からみる―
小野 響 前秦崩壊と華北動乱
―淝水の戦い前後における関西と関東―
松島 隆真 賈誼の対諸侯王の再検討
―淮南問題と「地制」のあいだ―
大西 啓司 西夏王国に於ける文化の継承問題について
―『聖立義海』に見られるタングート人の祖先の名と祖先神話をもとに―
史料紹介 細井 和彦 翻訳:楊杰著『国防新論』(一)
第38号(2015年)
論文關 劍平 茶筅の起源とその確立
菅沼 愛語 隋代の和蕃公主と北方西方に対する隋の外交戦略
猪俣 貴幸
皇后祔廟攷初探
―別廟の系譜と唐睿宗の二后を中心に―
増井 寬也 天命後半期グサ別ニルの数量的考察
田中 一輝 玉璽の行方
―「正統性」の成立と相克―
第37号(2014年)
論文松本 保宣
唐末五代前半の朝儀について
―入閤・起居・朝儀を中心に―
増井 寬也 ヌルハチ大妃ウラ=ナラ氏〈殉死〉考略
服部 佐代子 小説『蹉跎歳月』から見た中華人民共和国における血統論
―文学的フィクションと真実への一考察―
研究ノート
磯部 淳史
清朝皇帝と三藩―三藩研究のための覚書―
史料紹介
大西啓司
手塚利彰
山田敕之
アラムス
黒田有志
「乾隆皇帝贈ダライラマ8世玉冊」について
―清朝・チベット関係史の一史料として―
新刊紹介 阿路川 真也 菅沼愛語『7世紀後半から8世紀の東部ユーラシアの国際情勢とその推移―唐・吐蕃・突厥の外交関係を中心に―』
第36号(2013年)
論文鷹取 祐司
漢代の居延・肩水地域における文書伝送
小野 響
前趙と後趙の成立
―五胡十六国時代における匈奴漢崩壊後の政治史的展開―
池田 修太郎
康煕年間の年羹尭
―行政改革の面を中心に―
 
研究ノート 細井 和彦 『楊杰將軍文集』出版の持つ意味
―「近代中国における歴史人物評価をめぐって」補遺―
随筆 北村 稔 中国近現代史の探索
―楽しくて苦しい(楽苦しい)―
第35号(2012年)
論文井上 充幸
平天仙姑小考―黒河中流域における水神信仰の過去と現在―
鷲尾 祐子
走馬楼呉簡吏民簿と郷の状況―家族研究のための予備的検討―
増井 寬也
清初〈専管ニル〉再論
―貂皮・人参採捕権の解釈を中心に― 

正誤表
磯部 淳史 順治朝における側近集団の一考察
―内三院・内閣、十三衙門を中心に―
史料紹介細井 和彦 楊杰講演『国防講話』解説と翻訳
第34号(2011年)
論文 落合 淳思 漢字の成り立ち
増井 寬也 <太陽を食べる犬>その他三則
─ジュシェン人とその近縁諸族の歴史・文化・描─
研究ノート 磯部 淳史 順治朝の後継者問題と康熙帝をめぐる旗王たち
史料紹介 細井 和彦 『陸大月刊』目次と解題
第33号(2010年)
論文 本田 治 清代寧波沿海部における開発と移住
松本 英紀 ある追悼文(二続)
─西安事件後の周恩来、張冲そして潘漢年─
史料紹介 『都城紀勝』訳注(二)
第32号(2009年)
論文 松本 英紀 続 ある追悼文
─西安事件後の周恩来、張冲そして潘漢年─
町田 吉隆 明代南京城牆磚瓦の生産と輸送について
増井 寛也 マンジュ国〈四旗制〉初建年代考
磯部 淳史 順治朝における皇帝・旗王関係についての一考察
─順治八年~十二年の政局をめぐって─
田島 大輔 「滿洲国」初期の回民教育問題
─「滿洲伊斯蘭協会」の事例を中心に─
第31号(2008年)
論文 鷹取 祐司 秦漢時代公文書の下達形態
阿路川 真也 唐代荊南節度使考
役重 文範 漢代瑞祥考─皇帝・政治との関係─
史料紹介 『都城紀勝』訳注(一)
追悼文 武田 和哉 日比野丈夫先生のご逝去を悼んで
第30号(2007年)
論文 松本 英紀 ある追悼文
─西安事変前後の周恩来、張冲そして潘漢年─
大澤 直人 戦国楚の政権構造─戦国世族を中心に─
磯部 淳史 清朝順治初期における政治抗争とドルゴン政権
─八旗制度からの考察を中心に─
研究ノート 田島 大輔 雑誌『回教』に就いて
第29号(2006年)
論文 松本 保宣 唐の代宗朝における臣僚の上奏過程と枢密使の登場
─唐代宮城における情報伝達の一齣 その一─
原田 三壽 漢代の百戯
落合 淳思 日本語用文字コードに対応した甲骨文字フォント製作案
研究ノート 磯部 淳史 順治帝即位をめぐる黄旗旗人の動向について
─バブハイ断罪事件を例として─
第28号(2005年)
論文 本田 治 北宋時代の唐州における水利開発
松本 英紀 公開された秘密党員(下)
─楊度の入党をめぐって─
増井 寛也 満洲〈アンダ〉anda小考
第27号(2004年)
論文 松本 英紀 公開された秘密党員(中)
─楊度の入党をめぐって─
三谷 路夫 「盒」と「匣」の考察による「撞」と「印籠」の問題
─『雅尚齋遵生八牋』を端緒として─
落合 淳思 殷・西周金文の起草
山田 崇仁 『孟子』の成書時期について
─N-gramと統計的手法を利用した分析─
訳注 秋山 陽一郎 孫徳謙 劉向校讐學纂微訳注〔二〕
第26号(2003年)
論文 松本 英紀 公開された秘密党員(上)
─楊度の入党をめぐって─
松本 保宣 唐代常朝制度試論
─吉田歓氏『日中宮城の比較研究』によせて─
本田 貴彦 西周金文における作器語句の分析
鷲尾 祐子 前漢博士官の性格
─僕射から検討する─
周 俊 「分治」と「統一」
─中国における政治イデオロギーの葛藤─
研究ノート 秋山 陽一郎 孫徳謙 劉向校讐學纂微訳注〔一〕
第25号(2002年)
論文 町田 吉隆 磚瓦焼成燃料に関する一考察
─元代大都の「蓑城」をめぐって─
落合 淳思 神の一般形と古代中国の主神不在に関する考察
沖田 道成 クビライの徙民
─懷孟の一例より─
吉本 道雅 左伝成書考
周 俊 中国における連邦論の実例研究
─「分治」思想の起源と梁啓超の「地方自治」─
書評 本田 貴彦 落合淳思著 殷王世系研究(立命館東洋史學會叢書一)
第24号(2001年)
論文 本田 治 宋代都市における花卉園芸について
武田 和哉 契丹国(遼朝)の北・南枢密院制度と南北二重官制について
周 俊 清末における中国の民主思想
─その形成と特徴を中心に
研究ノート 牛根 靖裕 元代の鞏昌都總帥府の成立とその展開について
鄭 宰相 荀子の「類」概念について
第23号(2000年)※在庫なし
論文 本田 治 巻頭言
中村喬教授略歴
中村喬教授著作目録
中村 喬 食蛙について
三谷 路夫 宋代瓷製香炉の器題とその解題
─鼎炉・鬲炉・乳炉─
大平 浩史 中国仏教の近代化を探る
─太虚の初期仏教改革活動─
周 俊 日中近代化の比較研究序説
─経済、政治、文化の構造を中心に
報告 棚橋 寛一 世界史授業と視聴覚機器利用の可能性
─静止視聴覚資料の使い方について─
第22号(1999年) 大澤陽典名誉教授追悼号
追悼 中村 喬
故大澤陽典教授略歴
故大澤陽典教授主要論著・著作目録
松田 孝一 大澤先生の学問について
論文 松本 英紀 胡瑛について
手塚 利彰 グシハン一族と属領の統属関係
周 長山 漢代の都市分布について
邱 榮裕 上海東亜同文書院院生の調査活動に関する研究
研究ノート 門井 由佳 カレドニアンオリエント
─王立スコットランド博物館の東洋美術コレクション─
書籍紹介 船木 智之 『明代宦官政治』(衛建林、花山文芸出版社、一九九八年)に関する私見
追悼文 稲葉 一郎 大澤陽典先生の思い出
本田 治 大澤先生の事
他、全8編
第21号(1998年)
論文 吉本 道雅 秦趙始祖伝説考
祁 小春 『蘭亭集序』に於ける悲哀情緒の考察
─郭沫若の悲観説批判─
井田 一道 ウェッデル事件と広州の夷務
山田 崇仁 中国史学に於けるコンピュータ利用について(その2)
書籍紹介 門井 由佳 写真芸術と英国東洋美術研究の歩み
─『APOLLO』(March 1998, Vol.CXLII No.433)
特集《ORIENTAL ART》─
第20号(1997年)
論文 細井 和彦 鄧演達の二度目の出国渡欧
張 海英 中国における平民教育思想に関する一考察
─李大釗の平民教育思想を中心にして─
研究ノート 中村 喬 葷酒の「葷」について
許 育銘 九一八事変後の国民政府と政治論争
─「国難会議」の歴史的考察を通じて─
大野 美紀子 フランス軍政期ベトナム南部における村落史料
─田簿(dien pa)の紹介─
第19号(1996年)
論文 本田 治 宋代温州における開発と移住補論
藤井 彰一郎 党項人察罕の家系に関する一考察
門井 由佳 中国美術における美人女性画
─麻姑と東西美術交流─
山田 崇仁 中国史研究に於けるパソコンの利用について

以下は、前身誌『立命館東洋史學會會報』になります。
※論文・研究ノートのほかに大会発表要旨や対談なども入っています。

なお、『會報』については販売をいたしておりません。

第18号(1995年)
中村 喬 破五「送窮」管見
井田 一道 アヘン戦争における英国の割譲島要求
杉本 史子 清末における留日女子学生
黄 英哲 戦後初期台湾における文化再構築に関する一考察
第17号(1994年)
吉本 道雅 晋霊公
細井 和彦 鄧演達生家訪問記
三谷 路夫 中国瓷器の美術的価値と皇帝趣味
─皇帝と御用器とのかかわり
遠山 日出也 改革・開放期における中国共産党の女性政策
遠藤 祐子 「先令券書」の投げかけるもの
─漢代家族史の課題─
第16号(1993年)
小島 喜久男 大澤陽典教授略歴
大澤陽典教授と立命館東洋史学会について
志田 穰 大澤先生の思い出
中村 喬 「東坡墨魚」
馬越 靖史 「関西学院大学図書館所蔵 内藤湖南・戊申旧蔵 殷周甲骨金文学関係文庫」小識
田中 理恵 朝鮮陶磁史上の転期
─一四・五世紀の窯の性質とその変遷─
谷 秀樹 前漢武帝代における対外思想の変容過程について
山田 崇仁 春秋呉の軍事制度に関する一試論
田口 容三 韓国近代史研究雑感
第15号(1992年)
中村 喬 三田村先生を憶いながら
斎藤 忠和 斎藤忠和・町田吉隆・山本一之・武田和哉編
『東京夢華録(入矢義高・梅原郁訳注)索引』刊行に寄せて
三谷 路夫 青花磁の絵画性と元代士大夫
千條 正人 中国古代天文学における星の変光記述について
山本 一之 『東京夢華録』編集に参加して
松本 英紀 「皇帝型権力」について
第14号(1991年)
松本 英紀 講義余談
遠藤 祐子 唐代の伎
斎藤 真司 漢代における帝位継承の即位儀礼
廣居 健 中国酒雑見
─まぜものにかかわって─
菊川 泰 『殷暦譜』再編成上の諸問題
第13号(1990年)
大澤 陽典 三田村名誉教授の訃
日比野 丈夫 三田村先生の思い出
布目 潮渢 三田村先生を偲んで
大石 進 “三田村教授追放”事件のこと
稲葉 一郎 三田村先生の思い出
山本 徳子 三田村先生と音楽
亀谷 隆行 三田村先生を偲ぶ
井上 泰也 宋代の鈔版をめぐって
富田 健次 変容するイラン
第12号(1989年)
大澤 陽典 漢代の二遺体と秦漢二代の地図
戸田 裕司 ある「豪横」
武田 和哉 契丹族における社会構造について
─遼朝建国以前を中心に─
第11号(1988年)
本田 治 溜池雑考
細井 和彦 『少年中国学会について』
山本 一之 中国古代の正楽と俗楽の性格
町田 吉隆 造磚管見
第10号(1987年)
松本 英紀 「現代中国の実像」 孫文
城 孝広 「鄭州滞在記」
鵜島 三壽 鎮墓獣について
増井 寛也 明代の野人女直について
徳岡 仁 〔海外報告〕 北京留学の記
大石 進 立命館東洋史専攻『創設の頃』の想い出
第9号(1986年)
中村 喬 弄潮
大石 進 立命館東洋史専攻『創設の頃』の想い出
牧 秀明 漢代における救荒政策について
斉藤 忠和 北京・上海・洛陽・西安を訪ねて
梁 元喆 漢代良家子について
三宅 通久 随想 『新学偽経考弁』のその後
第8号(1985年)
対談 東洋史専攻創設の頃〔2〕
松田 徹 遼東公孫子政権に関する一考察
─災異記事を視点として─
大澤 陽典 鎮江三山拝塔記
本田 治 研究ノート 嘗の帳簿
斉藤 忠和 宋代禁軍を中心とする剰員・帯甲剰員制解明へのアプローチ
松本 保宣 唐代の詣闕上表について
第7号(1984年)
対談 東洋史専攻創設の頃〔1〕
海老名 俊樹 北宋に於ける凌遅処死制度をめぐって
鈴木 明彦 リンダン=ハンについて天命四年の書簡を中心に
玉田 継雄 成都・重慶・武漢をたずねて
松本 英紀 西園寺文庫所蔵の荘原和著『新学偽経考辨』について
牧 秀明 漢代の華中・華南地方について
第6号【復刊号】(1983年)
大澤 陽典 会報復刊に際して
中村 喬 楊桃 ─木原先生を思う─
松本 英紀 ある読書会の思い出
本田 治 卒論の頃
多和 史彦 中国での一年 ─とくに南京・太原を中心として─
金澤 啓明 北周時代における元始天尊(元始天王)神学の登場について
─北周甄鸞「笑道論」引用書より見て─
山原 茂 蘭蕙事始