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ES(教育サポーター)とは、授業において、先生や学生のサポートをする先輩学生のことをいいます。プリント配布などの作業をしたり、学生の質問に対応したりと、先生と学生双方をサポートすることで、授業をスムーズに進め、より効果的な学習効果を生み出す役割を果たしています。今回は教師を目指しながらESの活動を行っている理工学部4回生杉本章さんに密着取材! 知られざるESの活躍ぶりをレポートします。

授業前(勉強会)

次の授業のための勉強会の様子です。椋本洋先生の下、学生たちが真剣に数学の問題に取り組んでいます。

●高大連携推進室 椋本 洋 教授
杉本君は、去年も私の授業に出ていて、ESの仕事も間近で見ていました。大体の仕事内容を把握していたので、阿吽の呼吸で何でもてきぱきこなしてくれ、助かっています。私一人で、多くの生徒を見るのは大変です。ですから、ESは授業を効率良く進めるために必要不可欠な存在です。彼自身もこの経験を通して成長できると思います。

授業中

そして授業が始まりました。この授業は、数学の教材を作ることを最終目標としたグループワーク中心の授業です。
杉本さんは先生が話したことの補足説明も行っています。また、訂正事項なども把握し、学生に伝えます。

学生の質問に答えたり、アドバイスをしたりしながら、授業全体の様子を見てまわっています。気軽に学生が話しかけている様子からも、杉本さんが頼れるESであることが見てとれます。

先生の要望にいち早く対応!プリントが急遽足りないということで、杉本さんがコピーを取りに向かいました。お陰で先生は中断することなく授業に専念できました。

授業後

授業が終わった後も、次の授業の打ち合わせや今日の授業の反省会などを先生と行います。またはプリントの仕分けなどの作業もESの大事な仕事の一つです。

普段は、教師を目指す学生の杉本さん。空いている時間はしっかり勉強です!

ES
杉本 章 さん
(理工学部4回生)

ESは学生と先生の架け橋になる存在です。大講義だとどうしても先生の目が十分に行き届かないところも出てきますが、僕たちESがいることで、それを補うことが出来ます。また授業外の時間にでも、年も近く、同じ大学生である僕たちなら学生も気軽に質問や相談もできます。僕としても、ESの活動を行う中で授業内容に対する理解も一層進み、自分自身の勉強にもなっています。

これからESをやろうと考えている皆さん、ESは授業の中だけが仕事の場ではなく、授業外でもやることがたくさんあります。その分、やる気があればどんどん成長できますし、貴重な経験ができる場だと思います。是非チャレンジしてみて下さい。

取材・文 北村麻美(経営学部4回生)
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