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どうしてESの活動に参加しようと思われたのですか?

ES
山口啓子 さん
(言語教育情報研究科 修士課程1回生)

教育実習が終わり、私の実習体験を、多くの先生方の前で報告する発表会がありました。そこに、私がESをすることになる授業の担当である湯川笑子先生が来られていて、私に声をかけてくれたんです。このときに初めてESの存在を知りました。教育実習を終え、私は「教師になりたい!」という気持ちが強くなっていた時期なので、ESは次のステップにつながるかもしれないと思い、やってみようと決めました。

 

どういった仕事をしていたのですか?

 

私の担当していた英語科授業研究は、授業の学習指導案を作り、実際に模擬授業でそれを実践するというものでした。私は学生が作成した学習指導案を、先生に提出する前にチェックする役割を担っていました。量も多く、どれもおろそかにすることなく真剣に目を通していたので、時間もかかり大変でしたが、様々な英語教育の視点を見ることが出来て私自身もとても勉強になりました。もちろんその他にも、ビデオ撮影や、提出物や配布物の整理や配布などもしていました。

 

自分の目標とESをどうつなげていきましたか?

 

教育実習で、実際に生徒の前で授業をしてみて、「教師って何て大変なんだ!」と実感しました。生徒が興味を持って取り組め、より役に立つ英語力を身につけるにはどうしたらいいのかなど、授業の組み立て方を模索していく毎日は、自分の未熟さを実感する日々でもありました。ただ漠然と教師になりたいと思っていた気持ちが、それからは、自分という人間との出会いを通して何かきっかけを与えられる教師になろう、今の英語教育を変えよう!と、教師を目指す自覚が強くなりました。だからこそ今は、自分が一生懸命勉強して、指導の幅を広げていきたいと思っています。ESの活動を始めてからは、自分の足りないところはどこなのか、どうしていったらいいのかなどを客観的に見られるようになりました。ESとしての活動は自分の目標に向かって、常に向上心を高めていける場だったと思います。

 

メッセージをお願いします。

 

少しでも興味のあることを見つけたら、どんどんチャレンジしていくことが大切だと思います。それが次へのステップにつながるからです。ESという仕事は大変な面もありますが、それ以上に得るものも多いので、是非取り組んでみて欲しいと思います。

 

どうしてESになったのですか?

これからESになり、成長を目指す
三橋奈未 さん
(文学部3回生)

私は、山口さんがESをされていた授業を履修していました。気軽に色々なことを質問でき、それに熱心に答えてくれる姿を見て、私もESを通して山口さんのように頼れる先輩に成長したいと思い、やってみようと思いました。

 

ESという仕事を通して、どういう自分になりたいと思っていますか?

 

私は決断力に欠けるところがあって、それが自分に自信をもてない原因となっていました。私の中で決断力というのは、色々な意見を聞き、まとめる力、自分の意見も主張していける力、そして今やるべきことを決断していける力のことだと思っています。ESの活動の中では、多くの人と話す機会が増えると思うので、この経験を通して、自分に自信をつけていきたいと思っています。
自分の成長はもちろん、授業がスムーズに進行し、学生の皆さんのためになるように、しっかりサポートしていきます!

取材・文 北村麻美(経営学部4回生)
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