私の出身地である中国で出会った日本人の先生から日本について様々なことを聞き、「自分の目で日本が見てみたい!」と思うようになりました。また、将来起業したいという夢のために短期間で経済発展を成し遂げた日本の経営に強く興味を持っており、是非学んでみたいという思いから留学を決意しました。
1回生では、一般教養と基礎的な経営知識を身につけるため、簿記や情報演習などを学びました。言葉の違いという障害もありましたが、毎日一番前の席に座り、授業後も質問をするなど積極的に受講するうちに、徐々に日本語の理解力も備わってきました。
また、基礎演習では、ゼミナール大会に参加しましたが、勉強不足や緊張のあまり、日本語にならないプレゼンテーションとなってしまいました。しかし、そのゼミナール大会での失敗が私に「もっと勉強しよう!」という強い気持ちを持たせてくれました。
2回生では、経営学を深く学びました。特に経営戦略論、経営財務論、経営システム論などに興味をひかれました。また、様々な特殊講義も受講し、学外からの講師の方や、実際に現場で働く経営者の方の生の声が聞け、刺激的に楽しく学ぶことができました。
3回生のときには、図書館で「週刊日経ビジネス」を読んでいて、中国の物流事業に興味を持ちました。中国は世界の工場と呼ばれ、多くの企業も中国に拠点を持っているにもかかわらず、中国の物流はまだまだ遅れており、逆にそれが将来大きな市場として発展する可能性を秘めているところに興味を持ち、物流を卒業論文のテーマにすることに決めました。
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