内閣府 やわらか3Dものづくりアイデアソン西日本大会で優秀賞を受賞

2019.02.06 NEWS

内閣府 やわらか3Dものづくりアイデアソン西日本大会で優秀賞を受賞

Society 5.0時代のデライトなモノ・コトづくりに向けて

 2019年1月30日(水)、東京ビッグサイトで開催された「nano tech 2019 第18回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」にて、内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)革新的設計生産技術」やわらか3Dものづくりアイデアソン西日本大会の表彰式が行われ、玉田レオンさん(経営学部3回生)、本学職員の長島可奈さん、川崎重工業株式会社の岩本雅弘さんらのチームが西日本大会優秀賞を受賞しました。玉田さん、長島さん、岩本さんはアイデアソン西日本大会に向けてチームを形成し、内閣府SIPの新技術を活用した新たな製品やサービスを提案し、その興味深い作品が評価され優秀賞に選ばれました。

 SIP革新的設計生産技術(平成26〜30年度)は、Society5.0(超スマート社会)を実現するものづくりとして、社会に新たな価値を創出する「デライトなものづくり」を旗印に、従来にない新機能・高性能を実現するイノベーションに取り組んでいます。3Dやわらかアイデアソンは、新たに開発、実用化された柔らか素材(ゲル、ラバー)の3Dプリンティング技術活用を目指し、2018年度に西日本大会、東日本大会*の計2回開催されています。
 3Dやわらかアイデアソン西日本大会は、SIP革新的設計生産技術の研究開発成果を活用し、サブ・プログラムディクターを務める本学経営学部の善本哲夫教授をモデレーターとし、本学イノベーション・アーキテクト養成プログラム(文部科学省次世代アントレプレナー育成事業採択) 協力のもと、2018年11月23日(金)に大阪いばらきキャンパスにて開催されました。ゲル、ラバーの3Dプリンティング技術を使った「デライトなコトづくり」をターゲットに、「40代以上のおじさまに楽しい生活を」をテーマとしたアイデアを検討しました。
 当日は、各技術の特徴や革新性の紹介・説明が行われ、アイデアソン開催環境も自由な発想や多様な着眼点が生まれるよう、ワーク中に身体を動かすことができるスペースや多彩な分野の雑誌や書籍を閲覧できるブースが設置されるなど、工夫が見られました。学生、社会人による即席混成チームが形成され、興味深いアイデアが数多く生まれた中で、優秀賞に選ばれた本学チームは、やわらか素材かつ形状記憶機能を持つゲルと3D造型の特徴を活かし、「形状記憶型のツボ押しマッサージスーツ」と「形状記憶型のゲルコップ」「ゲルおつまみ」のアイデアを提案しました。
*やわらか3Dアイデアソン東日本大会は、2018年12月9日(日)に山形大学米沢キャンパスで開催されました。

■やわらか3Dアイデアソン西日本大会 受賞者(所属は2019年1月30日受賞時)
立命館大学経営学部  玉田レオン
学校法人立命館職員  長島可奈
川崎重工業株式会社技術開発本部  岩本雅弘

■内閣府SIP革新的設計生産技術やわらか3Dアイデアソン表彰式
日時:2019年1月30日(水)
場所:「nano tech 2019 第18回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」メインシアター,東京ビッグサイト

■やわらか3Dアイデアソン西日本大会
主催:内閣府SIP革新的設計生産技術
協力:立命館大学EDGE+R(イノベーション・アーキテクト養成プログラム)
日時:2018年11月23日(金)
場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス

アイデアソンの様子
アイデアソンの様子
表彰式の様子
表彰式の様子

関連情報

NEXT

2019.02.05 TOPICS

【+Rな人】鉄道の歴史を紐解いていきたい~京都鉄道博物館で研究成果を展示~ 廣瀨 匠さん(文学部3回生)

ページトップへ