教養科目「教養ゼミナール『里山の環境と文化』」OIC里山エリアで夏野菜を収穫

 経営学部・田中力教授は、教養科目である教養ゼミナール「里山の環境と文化」を開講し、「里山」の歴史、環境、文化をまなび、植物採集や間伐、キャンプなど里山での体験できる授業を開講しています。
 この授業は2013年度から開講しており、2019年度は、大阪いばらきキャンパス(OIC)とびわこ・くさつキャンパス(BKC)で開講しています。学生は、授業を通じてキャンパス緑化に関わります。

 OICでは、茨木市北部の植生をキャンパスに移植し、雑木林作りをすすめている「育てる里山プロジェクト」が、図書館南側の里山エリアで活動しています。その中に里山ファームがあり、野菜や米、果樹などを栽培しています。いろいろな農法がある中で、現在は不耕起、無農薬、無肥料による栽培方法である「自然農」に取り組んでいます。「雑草を敵とせず、害虫と益虫の区別をしない、外部から農薬や肥料を持ち込まない」をモットーに行っているものです。

 2015年に、OICの雑木林エリアに500本近くの苗木を移植したところ、粘土質の土壌のため、多くの木が根腐れにより枯死しました。その後、土壌改良の試行錯誤を重ねて、樹勢は回復しつつありますが、そのとき重視したのは、雑草の根の力を利用するというものでした。また、刈った草や、枯れ枝を里山エリアに撒くことにより、土をむき出しにしないことでした。この対策が一定の成功を収めたので、農作物の栽培にも応用しようと取り組みはじめました。これは、森林の生態系にヒントを得て、農業に適用したものといえます。
 この教養ゼミナールの受講生である経営学部、総合心理学部、食マネジメント学部に所属する学生は、このエリアにジャガイモやトマト、キュウリ、チコリやバジルなど、思い思いの作物を植え、収穫しました。雑草に被害を受ける点、自然農をはじめて年が浅いために肥沃度が十分でない点などの事情により、なかなか思うように育ちませんが、ひきつづき有志が集まり、秋冬の栽培に取り組む予定です。

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