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2022.08.04

政策科学部のアニメーション動画が完成しました。

政策科学部をよく知ってもらうために「政策科学部ってどんな学部?」をキーワードにアニメーション動画を作成しました。
みなさんの持つ素朴な疑問をアニメーション動画で解決します!

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2022.07.15

2023年度政策科学部学部パンフレットが公開されました。

2023年度政策科学部学部パンフレットが公開されました。
また合わせて「学部紹介」「AO入試説明」の動画も更新されました。

パンフレットには先生方や卒業生・先輩学生のインタビューも掲載されていますので、是非ご覧ください。

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2022.07.07

国際学生のクラブ・サークル活動の参加促進を~学部の垣根を越えて支援活動を実施~

4月11日(月)~28日(木)、OICキャンパス空のプラザで行われた新歓企画にて、留学生の課外自主活動(クラブ・サークル)への参画支援を行う「Global Supporters」が、国際学生と課外自主活動団体などを繋ぐ取り組みを行いました。

「Global Supporters」は、英語基準学部・コースの国際学生の課外自主活動参加を支援するため、政策科学部自治会に所属する学生や政策科学部Peer Mentor Support Group※1(PMSG)、グローバル教養学部自治会に所属する有志の学生たちが、学部の垣根を越えてこの春から活動を始めた団体です。

※ 1 立命館大学政策科学部 Community and Regional Policy Studies(CRPS)専攻※2に所属する学生向けの学生メンター
※ 2 英語で政策科学を学ぶ専攻

これまで英語で情報発信している課外自主活動団体が限られていたことから、国際学生にとっては参加することが大きなハードルとなっていました。そこで、「Global Supporters」が国際学生と課外自主活動団体の橋渡しを行い、国際学生がもっと気軽に相談、参加できるようにと新歓企画に対面ブースを出展しました。

「Global Supporters」では、ポスターやチラシ等の広告物を英語で作成し、各学部のSNSアカウントを通して事前に国際学生へ案内しました。新歓企画の対面ブースは、期間中の毎週月・木曜日に設置し、スタッフが通訳・案内役を担い、国際学生に課外自主活動団体の紹介や活動への参加支援を行いました。

対面ブースには課外自主活動の情報を求める多くの国際学生が訪れ、熱心にスタッフの話に耳を傾けていました。すぐに団体の見学を希望する学生も多く、10人以上の国際学生がバドミントンやフットサルなどのサークルへの参加を決めました。英語の得意な学生が少ないサークルでも、翻訳アプリを使用しながら親睦を深める姿が見られ、新たな交流の輪を広げることに成功しました。

政策科学部自治会に所属する山川紗世さん(政策科学部4回生)は、「この活動を通して、課外自主活動団体の中には、国際学生を歓迎しているものの、国際学生との繋がりや勧誘するきっかけがなかったために、加入してもらえていなかったという団体も多く存在していることが分かりました。今後もさまざまな形で繋がりを増やし、多くの学生の交流の輪を広げていきたいと思います」と語りました。

引き続き、「Global Supporters」は、国際学生の課外自主活動や自治活動への参画支援を通じて、キャンパスのダイバーシティ&インクルージョンを推進します。

山川紗世さん(政策科学部政策科学専攻4回生、政策科学部自治会メンバー)コメント

ブースの出展にあたっては準備が不十分な点もありましたが、「Global Supporters」としての活動のスタートを切れたことは大きな一歩だと感じています。国際学生からは、私たちのSNSでの案内によって新歓イベントのことを知り、自ら課外自主活動団体の新歓ブースに相談しに行くことができたという喜びの声も寄せられました。また、私たちの活動を見て「Global Supporters」のメンバーとして一緒に国際学生の支援をしたいという国内学生や国際学生が現れるなど、新たな繋がりを生むきっかけにもなりました。今回のブース出展を通して、言語や国籍を超えた学生の交流の輪をさらに広げていきたいという思いが一層強くなっています。今後はイベントチーム、翻訳チームなどの分業体制を整え、より幅広い活動ができるように準備を進めていきます。

TRAN Khanh Linhさん(政策科学部CRPS専攻2回生、政策科学部PMSGメンバー)コメント

1回生のときにSNSを活用して課外自主活動の情報を集めていた際、情報が日本語に限られていることが多いため、課外自主活動へ参加するハードルが高いと感じました。また、国際寮のメンターをするなかで、日本語基準で入学した学生に比べると、国際学生は上回生との繋がりで得られる情報が限られていると感じていました。恐らく課外自主活動団体が国際学生を歓迎するかどうかわからないため、参加を諦めてしまう国際学生は多いのではないかと思います。今後、情報発信の方法を改善することで、国際学生が課外自主活動に参加するハードルを低くすることに力を入れていきたいです。「困ったときは『Global Supporters』に相談したら頼りになる」と国際学生が言ってくれるような団体に育てていきたいと思います。

寺本サンディーモニカさん(グローバル教養学部2回生、グローバル教養学部自治会長)コメント

英語基準で入学する国際学生のなかには、日本で働きたいという目標を持つ人が多く、課外自主活動を通して、知っておいた方が良いとされる日本文化やマナーを習得したいと考える学生も少なくありません。また、短期留学の学生や、3回生からでもサークルに参加したいという希望を持つ国際学生も多いため、そうした学生への支援も整えていく必要があります。希望を持って日本に来た学生が、一歩踏み出すための支援を積極的に行いたいです。また、課外自主活動だけでなく、国際学生が大学の自治活動にも積極的に参加できるよう力を入れていきます。

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2022.06.17

桜井政成教授の『福祉NPO・社会的企業の経済社会学-商業主義化の実証的検討-』が日本NPO学会賞受賞

第20回日本NPO学会賞・優秀賞に、桜井政成教授の著書『福祉NPO・社会的企業の経済社会学-商業主義化の実証的検討-』が選ばれました。

同書は、世界的な非営利組織研究の潮流においても議論となっている、NPOの商業主義化の問題について、日本の非営利組織、とくに福祉分野の特定非営利活動法人(NPO法人)を主たる対象として論じています。1998年のNPO法施行から20年間、福祉分野のNPO法人が抱えてきた状況や、直面してきた課題を、ポランニーの理論を援用して、政府、市場、コミュニティとの関わりから、社会経済学的に分析を同書では行っています。そして、その商業主義化の問題はNPOという組織に帰結するものではないこと。それは、新自由主義的な政策を背景とした商業化圧力が環境的に強まった影響であり、むしろNPOはそれに逆に抗している存在であると本書では結論づけています。

桜井政成教授は学部では非営利組織論、コミュニティ福祉論等の授業を担当し、主著に『コミュニティの幸福論-助け合うことの社会学-』などがあります。同書では、社会学を中心とした社会科学の見地を応用することで、「みんなで幸せになる方法」を考えることを、ひとつのねらいとしています。その根底にある考え方は、個人主義化した社会で、幸せを自己責任化しないことであり、それは本受賞作にもつながる問題意識ともなっています。

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2022.06.06

周瑋生先生(政策科学部政策科学科 教授)の編著「SDGs時代のサステイナビリティ学」が2022年4月14日 に発刊されました。

多数の本学政策科学部教授との共著となり、サステイナビリティ学の入門書ともなる内容です。

《共著》
仲上 健一先生、西村 陽造先生、小田 尚也先生、高篠 仁奈先生、小杉 隆信先生、宮脇 昇先生、平岡 和久先生、鐘ヶ江 秀彦先生、近本 智行先生、大塚 陽子先生、銭 学鵬先生、中野 勝行先生、石川 伊吹先生(掲載順)

周 瑋生先生メッセージ

SDGs時代におけるサステイナビリティ学は、経済、社会、環境など各分野を跨る複雑な系統である。本書は、14名の教授により、従来の学問分野を超えて、オムニバスで執筆されたため、理工学系の学生には社会学系の知識を、また社会学系の学生には理工学系の視点からユニークなSDGs時代のサステイナビリティ学を入門的に学ぶことを目的とするものである。

本書は、SDGs時代におけるサステイナビリティ学の理論、実践活動や具体的な対策と課題を述べ、それぞれの学問領域において、サステイナビリティをキーワードに、現代社会問題の諸相並びに各章とSDGsとの関わりをグローバルシステムの視点から問題の基本構造を俯瞰し、問題を複合的かつ総合的な視点から理解して取り組むことを切口としてサステイナビリティ学の入門へと誘う。

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2022.06.06

【受賞】政策科学部 周瑋生先生、仲上健一先生 共著が「岡倉天心国際賞」を受賞されました。

本学政策科学部 教授の周瑋生先生、仲上健一先生 共著『East Asian Low-Carbon Community: Realizing a Sustainable Decarbonized Society from Technology and Social Systems」が、2021年12月に、2021年度国際共同体学会 「岡倉天心国際賞」に受賞されました。

2021年12月2日に参議院議員会館にて開催されました国際アジア共同体学会2021年次大会にてその功績を表彰された本書は、「東アジア低炭素共同体」構想と、それを具現化するための具体的なシナリオ設計や学際的研究および定量的な論証を示しつつ、地域から世界に至るまで、サスティナブルな脱炭素社会を構築するための技術開発と社会革新のベストプラクティスを紹介しています。

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2022.03.18

中野勝行准教授によるオンライン講座(JMOOC)「ライフサイクルアセスメントの基礎:製品の一生を通じた環境影響の評価」が3月31日(木)から開講されます。

開講後は、閉講の8月3日(水)までの期間であれば、いつでもお好きな時間に視聴いただける講座となります。いま、話題の炭素中立(カーボンニュートラル)な社会を構築するには、サプライチェーン全体を通じた環境への取り組みが必要とされています。

本講座ではまず気候変動や資源採掘に関わる製品のサプライチェーンに潜む環境問題の現状について概説し、ライフサイクルアセスメント(LCA)の必要性が学べます。

受講生を募集中ですので、興味のある方は是非下記サイトから受講登録(無料)を行ってみてください。

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2021.11.09

2022年度再入学試験要項について(About Readmission Examination)

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2021.06.09

上久保ゼミと香港中文大学日本研究学科が共同でワークショップを開催

2021年5月22日、立命館大学政策科学部上久保ゼミと香港中文大学日本研究学科の共同で、ワークショップを開催いたしました。ワークショップは"Workplace culture in Japan and Hong Kong(日本と香港の職場文化)"という議題で行われ、香港と日本双方の職場文化や就職活動の様子について、プレゼンテーション形式でお互いに紹介し、意見交換などを行いました。交流は双方から意見や質問が多くなされるという活発な様子で、お互いに学ぶものの多い交流にできたと思います。「緊急事態宣言」で以前のような自由な活動が制限されている時に、このような海外との学術交流の機会を持てて、とても意義あるものとなりました。

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2021.3.23

政策科学部の学生が、公益財団法人関西交通経済研究センター主催『第13回懸賞「提案・提言」論文』にて、「奨励賞」を受賞

公益財団法人・関西交通経済研究センターが主催する第13回懸賞「提案・提言」論文で、政策科学部4回生の中川紗綾さん(上久保誠人ゼミ)の研究論文が「奨励賞」を受賞しました。

この「提案・提言」論文は、次世代を担う方々の叡智を通じて調査、研究の新たな切り口を発掘し、近畿圏における運輸・交通・観光の一層の発展と地域社会の活性化に寄与するような「積極的でユニークな提案・提言」を求めるという趣旨のもとで、関西交通経済研究センターが学・官・民の若手を対象に毎年募集を行っているものです。

中川さんは、「並行在来線鉄道の在り方-福井県運輸連合結成の提案」という論文を応募し、実務家、若手研究者、大学院生が多数応募する中で、「奨励賞」を受賞されました。この賞は、最優秀賞(今年は該当者なし)優秀賞に次ぐ賞で、学部生がプロに交じって学会賞を受賞したことに相当するものです。

中川さんは、これまでも上久保ゼミを母体とする学生シンクタンク「競争力養成プログラム」のリーダーとして、地域・現場に根差した「政策科学」の学びの活動を実践し、現場のフィールドワークを丹念に行い、「政策提言」を何度も行うなど、政策科学部の学びを実践してきた結果が大きな賞に結びつきました。今後、社会に出てからの活躍も楽しみです。

中川さんのコメント:「実務家の方も応募されるものですので、なぜわたしが入賞できたのか未だに信じられていません。今まで頑張ってきたことが交通政策の専門家に評価されたことは、非常に嬉しいです。」

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