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教員紹介

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川村 貞夫教授 KAWAMURA Sadao

所属学科
ロボティクス学科
研究室
運動知能研究室
学位
工学博士

経歴概要

1981年3月 大阪大学 基礎工学部 生物工学科 卒業 1986年3月 大阪大学 大学院 基礎工学研究科 機械工学 博士課程 修了

研究について

研究分野・テーマ

ロボットの運動知能科学とその応用

研究キーワード

水中ロボット、ソフトロボット、次世代産業用ロボット

研究概要

多関節・多自由度のロボットの運動科学とその応用を研究テーマとしている。機構、情報処理、制御理論等を基盤にロボットシステム統合の科学と技術の創造を目標としている。具体的な研究テーマは以下である。①水中ロボット:考古学調査、ダム保守点検、各種水中ハンドリングを達成する小型水中ロボットを開発し、琵琶湖や海での実験を行っている。②ソフトロボットシステム:高分子材料を利用した軽量柔軟なロボットの設計、製作、制御法を開発している。③次世代製造業ロボット:キャリブレーション不要のビジュアルフィードバック、柔軟関節構造、機構的重力補償、共振現象に基づく省エネルギー制御などを研究している。

インタビュー

研究者になったきっかけ

生物とロボットに共通する運動原理があるのではないか?との考えが基本にあった。人を含む生物の柔らかい運動、環境に対して適応的な運動、エネルギー消費の少ない運動などには、どのような秘密があるのか?そのような運動の原理を、ロボットで実現することは可能であろうか?自分が巧な運動を学習するように、ロボットが運動を獲得することは可能か?このような問いから、研究者への道を選んだ。この問題は、私が大学院の学生当時から現在に至るまでの大きな科学的問題として存在している。解明の糸口は、少しずつ得られているように思える。この問題の解決によって、次世代の産業用ロボット開発など実用的な成果も得られると考えている。

受験生へのメッセージ

ロボットを実現するためには、個別の技術のみならず、システムを設計する科学が重要となります。本研究室では、システムインテグレーションの科学を探求し、ロボット製作の技術を構築しようとしています。ロボットを巧みに動かすための数学も必要です。また、実際の機構を作りあげる幅広い知識も重要となります。このようにロボティクスを研究することによって、幅広い知識を習得することが可能です。また、ロボットの利用は、多くの分野に広がっています。若い世代の人たちには、様々な事柄に対して好奇心をもって、未来のロボットを創造する研究者や技術者になってほしいと思います。

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