第683号

立命館文学

ウェルズ恵子教授退職記念論集

中川 優子
ウェルズ恵子教授 略歴・主要著作目録
退職記念講義記録 (2023年1月21日 立命館大学)
 ウェルズ恵子先生最終講義 冒頭の挨拶 岡本 広毅
 ウェルズ恵子先生最終講義 教員代表挨拶 坂下 史子
 「ヴァナキュラー文化の世界」への海外からのメッセージ Lisa Gabbert /
C.P. Ricardo Allicock
 シャボン玉の中へ庭は入れません
――詩と歌と物語の研究を支えてきたもの――

 
ウェルズ恵子
 
 
ヴァナキュラー研究とは何か 安保 寛尚
ロバート・フロストとホワイトマウンテンズ
――観光産業における「崇高」と「日常」の自然詩――
朝倉さやか
私がZora Neale Hurston から学んだこと 古谷やす子
禁酒のニューヨーク
――クリスティズ・ミンストレルズの笑劇における風刺の変遷――
猪熊 慶祐
談話の冒頭に生起する左方転位構文
――主語名詞句が転位化されている場合――
海寳 康臣
『グレート・ギャツビー』再考
ニック・キャラウェイは何故語るのか
梶原まどか
ヴァナキュラー文化としてのポッドキャスト
――スコットランド独立運動における「新しい聴く文化」――
加藤 昌弘
新語 INTERNET の脱大文字化
:the Internet か the internet か
久屋 愛実
木曽節の創造と普及
――伊東淳の戦略――
中原ゆかり
話し言葉における英語の now と日本語の「いま」 西山 淳子
沖縄戦の記憶とその継承
ひめゆり学徒とハワイ、そして、あるひめゆりの教師が生きた戦後
小川真和子
〈ガウェイン・カントリー〉の継承と発展
――『忘れられた巨人』への着想源――
岡本 広毅
「トランスリンガルな文学」と教育におけるその可能性 佐野 愛子
ミシェル・ド・クレッツァー『旅の問いかけ』における
他者との出会い
佐藤  渉
〈ノート〉言語の創造性をめぐる一考察
――特定の造語と文末表現の観察を通じて――
杉村 美奈
《安珍清姫の唄》を歌い継ぐ少女たち 鵜野 祐介
The Irish in Early Baseball Poetry and Song Matthew T. Apple
Global Englishes in the ELT Classroom:
From Theory to Practice
Michael J. Davies
The Ballad of the Walled-Up Wife in the
Vernacular Cultures of the Balkans:
Revisiting Some Interpretations on the Question of its Authenticity
Arbnora Dushi
Divination Games and the Romantic Halloween Postcard Lisa Gabbert
With Pens, Signs, and Buttons: The Politics of Black Women’s Anti-Lynching Activism in the 1930s-40s Fumiko Sakashita
Translating Myself: An Essay on Writing in L2 Michael Spooner
The Examination of Autoethnography as the
Initial Step towards More Objective, Comprehensive, and Fairer Anthropology and Folkloristics
Ryo Yamasaki