立命館大学 経営学部

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ゲストスピーカー(特別講師)による特別授業

2019/06/26

「ビジネスは世界を変えるプラットフォーム」 (株)セールスフォース・ドットコム サステナビリティ&コーポレートリレーション シニアディレクター 遠藤 理恵氏(特別講師) @情報システム論/依田祐一准教授(2019年6月26日)

「ビジネスは世界を変えるプラットフォーム」

株式会社セールスフォース・ドットコム

 サステナビリティ&コーポレートリレーション

 シニアディレクター 遠藤 理恵氏

 

 米国発で顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーである、セールスフォース・ドットコムの遠藤 理恵さんにご講義していただきました。遠藤さんは、国際協力銀行、国際交流基金ロンドン事務所やNPO法人国連WFP協会といった政府機関やNPOでの実務経験を経て、現職に至ったそうです。セールスフォース・ドットコムには「1-1-1モデル」という、製品-株式-就業時間の各1%を利用した社会貢献モデルがあり、現場での実行力やお金以外の支援方法を社員が実際に学びながら、社会貢献活動を実行するとのことです。


同社は、特にカーボンニュートラルなクラウドサービスの提供など、環境面へのアプローチに積極的に投資しておられます。遠藤さんはその分野で先陣を切りながら活動をされており、「社会問題解決に向けての手立て」として、キャリアを積まれていると感じました。


私は、「ビジネスこそが世界の問題を変えていけるプラットフォームである」という同社の考え方に深く共感します。セールスフォース・ドットコムは、世界に通用するパワーと影響力を持ち、かつ社会問題の解決へ向かうことできるビジネスであり、それらの必要性を理解する組織文化があると思いました。


社会問題に向き合い、世界をより良くすることへの意義を感じ、アクションを起こしている企業。これがビジネス面でもまた社会面でも良い結果を出している。将来、これらを革新的な事実へと変えていきたいです。

遠藤さんはマイルールとして「人はもともと創造力と才知に溢れ、かけるところのない存在として人と接する」ことを挙げられており、終始とても穏やかでした。そして、クラウド業界での「サステナビリティ」という分野へ挑戦されている姿がとても魅力的でした。

 文:経営学部国際経営学科3回生 一瀬 優菜)