立命館大学 経営学部

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  • 202347日(金)に大阪いばらきキャンパスにおいて、経営学特殊講義β:日本税理士会連合会寄附講座「税理士による租税講座」を開講しました。この授業は松浦総一経営学部准教授コーディネートのもと、現役の税理士によるオムニバス形式で行われます。税法に関する知識に加えて、現実に起こりうる様々なシチュエーションでどのような税負担が発生し、どのようにそれを管理するのかの知識を得るため、税金の最前線で活躍する現役の税理士がビジネスと税について論じます。

     第1回目の今回は近畿税理士会副会長の富村将之先生が登壇し、「ビジネスと税/税理士の社会的役割」について講演されました。

    本授業は経営学部2回生以上を対象とした正課科目であり、日本税理士会の寄附により2023年度・2024年度の2年間にわたって開講を予定しています。

  • 概要

    「地域新電力会社の経営課題」について学ぶプログラムを立命館大学のRAUPACH SUMIYA Jeorg教授と、ニュルティンゲン・ガイスリンゲン経済環境⼤学のCARSTEN Herbes教授が準備してくださいました。期間は2023220日~34日の2週間で、場所は大阪・東京・福島の3県が拠点となりました。環境問題に関心を持つ立命館大学の経営学部生8名、ドイツのニュルティンゲン大学とホーエンハイム大学の学生8名の計16名で共同研究を行いました。

     

    学習内容

    一週目は大阪茨木キャンパスにて、講義、ポスターセッション、専門家や企業へのインタビューを通じて「日本の地域エネルギー会社の経営課題」に関する理解を深めました。参加者が8カ国の背景を持っていたため、異文化協力を促す授業や様々なアクティビティーも開催されました。学習内容を踏まえて日独の学生一名ずつがペアを組み、インタビュー内容の分析をMAXQDAというソフトウェアやExcelを用いながら行いました。

    二週目は東京に移動し、ドイツ大使館や地域新電力企業、ISEP(環境エネルギー政策研究所)の訪問を通じて、日本における再生可能エネルギーの普及とその課題について学びました。

    翌日は福島に移動し、3日間かけて福島第一原子力発電所や中間貯蔵施設、東日本大震災・原子力災害伝承館、被災地等を訪問しました。被爆により非難を余儀なくされた方々から直接お話を伺う機会もありました。又、福島県の活発な再生可能エネルギーの取り組みについても、企業訪問や再生可能エネルギー(太陽光、水力、地熱)の発電所への訪問を通じて学びました。原発事故による甚大な被害を受け、福島県がどのように再生可能エネルギーを取り入れるようになったのかを知ることができました。

    最終日は東京キャンパスにて研究の成果をまとめました。山口豊アナウンサーがスペシャルゲストとして来てくださり、最終発表に対するフィードバックをしてくださいました。


    異文化交流

     プログラムを通してドイツの学生との交流の機会も沢山設けられていました。

    プログラム初日に行った大阪ストリートフードツアーでは、大阪ならではの食べ物を日本側の学生がドイツ側の学生に紹介していました。ドイツの学生も日本食に興味津々で、たこ焼きやお好み焼きなど、初日から日本文化に触れようとする姿勢が見られました。

    4日目に行われたジョイントクッキングでは、日本食やドイツの伝統的な料理だけでなく、マレーシアや中国、パラグライの家庭料理も食卓に並びました。8カ国もの多様な文化が一度に味わえるその日の夕飯は、学生同士がそれぞれの料理の文化背景を共有しながら楽しみました。

     

    お互いの文化や考え方を共有する機会がプログラムとしても多かったため、その分、学生同士の距離が近づくスピードが早かったように感じます。プログラム開始数日でドイツチーム、日本チーム関係なく休み時間に一緒に出かけたり、休みの日には京都や東京に遊びに行ったりしました。

     

    福島県訪問では、言語の壁を超えて感情を共有することができ、より心の繋がりが深くなったように感じます。参加学生の中には東日本大震災・原子力災害伝承館に展示されている大震災の記録を辿るうちに、思わず涙を流してしまう人がいました。そのような時には、ドイツ側学生、日本側学生関係なく、そっと側に寄り添う姿が印象的でした。

    日本で起こった大震災を自分たちのことのように捉え、考えるドイツ側学生と、自分たちが経験したことを振り返り、現実を改めて目の当たりにした日本側学生。立場は違えど、どちらも過去の凄惨さから学び、未来のために自分たちが何ができるか深く考えるきっかけとなりました。

    大震災から12年が経とうとしている今、ドイツと日本の学生が日本でこうして出会い、同じ課題について考える機会が持てたことをとても嬉しく思うのに加え、このプログラムを企画してくださったRAUPACH SUMIYA Jeorg教授、CARSTEN Herbes教授、立命館大学の方々に深く感謝いたします。


    (報告:経営学部 山田千尋、サキハマジェイニー永遠)

  • 2023年1月25日(水)~27日(金)、大阪いばらきキャンパス(OIC)にて延世大学ビジネススクールの社会人院生約40名を対象に、国際部主催のグローバルスタディーズツアーを行いました。
    (※本プログラムの講義・議論等はすべて英語にて実施しております)


    延世大学は、THE World University Rankings 2023で78位(韓国国内では2位)とアジアを代表する高等教育機関です。延世大学ビジネススクールでは、年2回海外の大学で学生らが学ぶ海外研修を実施しており、参加者は、企業などで勤務する企業の幹部や幹部候補者たちです。


    昨年10月、延世大学から協定校である立命館大学に対して、グローバルスタディーズツアー受入の申し出がありました。本学としても、双方の情報交換および交流を深めるよい機会と捉え、今回のツアー実施に至りました。


    ツアーでは、宮田幸子教授(経営学部)や黒木正樹教授(経営学部)から、経済発展や持続可能性などを踏まえたグローバルなビジネスのあり方や、日本のアントレプレナー教育やベンチャーの動向、企業事例などについて講義を行いました。また、株式会社イルグルム 福田博一・元代表副社長(1999年・経営学部卒業)と株式会社HACARUS 藤原健真代表取締役からも講演いただき、アントレプレナーシップやベンチャーキャピタルについて学びました。フィールドスタディーでは、三菱電機先端技術総合研究所および山岡金属工業株式会社を訪問し、企業の方々より直接説明を受ける機会を得ることができました。その他にも、交流会や京都妙心寺・退蔵院での禅を体験するなど、大雪の悪天候の中でも、充実した3日間を過ごしました。

    延世大学ビジネススクールの学生らは、日本、そしてアジアのビジネス環境、企業事例について多くを学びました。韓国企業で幹部などとして働く学生たちにとって、日本や企業の文化・環境を超え、グローバルなビジネスついての視野を広げるよい機会となりました。
  • 2023119()、経営学部独自の海外留学プログラムであるBSABusiness Studies Abroad)参加学生の壮行会が開催されました。

    春学期からBSAⅣプログラムで派遣予定の学生1名と専門演習担当教員、国際担当副学部長、国際担当職員等合わせて7名が参加しました。

    壮行会では、宮田副学部長(国際化推進担当)からのご挨拶に続き、参加者が留学に臨む心意気を述べました。続いて、参加者の専門演習担当教員から、激励のコメントと文具やお守り等の贈呈がありました。

    参加学生は、教員からの激励を受け決意を新たにする様子が見られました。

     

    BSAに関する詳細はコチラ】http://ritsumei-ba-gblp.jp/

  • 2023119()2022年度秋学期で修了するSKP(Study in Kansai Program)参加学生を対象とした修了式とフェアウェルパーティー(お別れ会)が開催されました。

     

    修了式では、増田国際部副部長から送別の言葉が述べられた後、留学生それぞれに修了証が授与され、留学生達一人ひとりより留学生活における学びや経験についてスピーチをいただきました。
    スピーチでは、多くの留学生がSKPに参加して素晴らしい経験を得られたこと、立命館大学で出会った人々との出会いに感謝していることを述べていました。

    フェアウェルパーティーは、短期留学生達が立命館大学で学習・生活するにあたって、様々な支援を行ってきた学生達(SKPバディ生)によって企画・実施されました。
    ビンゴゲームを楽しみ、またお土産のハンコに喜ぶ姿が印象的で、留学生やバディの学生たちが交流を深め合う様子が見られました。


  •  2022年12月22日(木)に大阪いばらきキャンパスにおいて、SMBCコンサルティング株式会社との協定講座「コース特殊講義(会計とファイナンス)β(BB)」公開授業を実施しました。本協定講座は、SMBCグループの業務戦略に学びながら、リテール(個人や中小企業を対象とする小口の業務)から先端的な金融実務まで、総合的な金融知識の習得を目指すものです。
     
     公開授業では、三井住友フィナンシャルグループ取締役 執行役社長(代表執行役) グループCEOの太田純氏が登壇し、「SMBCグループの戦略とみなさんへのメッセージ」をテーマに講演されました。

     授業内では、デジタル技術を活用した社会課題解決の取り組みや非金融ビジネスへの挑戦、グローバルビジネスなど、日本国内での金融事業に留まらない幅広いSMBCグループの戦略が紹介されました。
     また、受講生に対して、常識や固定観念にとらわれず新しいことに挑戦することが大事であるという「カラを、破ろう。」というスローガンを紹介するとともに、“The best way to predict the future is to create it.”というピーター・ドラッカーの言葉を引用し、自ら未来を創るという意識を持って今後の人生に挑んで欲しいとメッセージをいただきました。

     SMBCコンサルティング株式会社との協定講座は2023年度以降も開講を予定しています。
  • 2022年12月16日(金)のお昼休みに、2022秋SKP生とバディでクリスマス会を開催しました!

    今回はみんなでつくるクリスマス会として、準備や後片付けも留学生と一緒に行いました。
    留学生をただ招待するだけではなく、共に取り組むことで仲をより深めることができたと思います。
    お昼休みの間での開催という短い時間でしたが、留学生からも楽しかったという声を頂くことができました。

    今回、企画してからあまり期間がない中での開催でしたが、このように集まって共にする時間が
    大切なのだということに気づき、SKPプログラムが始まるオリエンテーション期間に実施した
    ウェルカムパーティー後も、小さくてももう少しイベントを開くべきだったというところが今年の反省点です。

    フェアウェルパーティーまでにまた集まる機会を作れたらと思います!

    OIC SKPバディ
  • 立命館大学経営学部「産学協同アントレプレナーシップ教育プログラム」では、「自立的で創造的な人材(アントレプレナー)」の育成を目的に、さまざまな学びの機会を提供しています。

    林永周准教授コーディネートのもと1128日(月)に開催された「2022年度成果報告会&特別講演会」では、学生3名に普段の活動成果を報告してもらっただけでなく、ベンチャーカフェ東京 プログラム・ディレクター:小村 隆祐氏をゲストとしてお招きし、「日本一の起業家コミュニティ作り」についてご講演いただきました。

    会場では活発な質疑応答や意見交換が行われ、「何かチャレンジしたい」学生にとって非常に有意義なイベントとなりました。

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    報告者:北 万里子さん【環境×農業】

    名古屋市出身。環境保全型農業の推進と茨木市の活性のために、地域イベントを行う。


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    報告者:山本 みらのさん【釧路×茨木】

    北海道釧路町出身。地元と茨木市を繋ぐ丼イベントの主催者。地方創生の分野で活動の幅を広げる。


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    報告者:濱崎 湧喜さん【ネパール×教育支援】

    名古屋市出身。Maukāで教育支援を目的にネパール産コーヒー・紅茶の販売を行う。


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    基調講演:小村 隆祐氏

    同志社大学経済学部卒業、Babson College F. W. Olin Graduate School of BusinessMBA)。大学卒業後はメーカー系IT企業にて、主にマスコミ業界におけるアカウント営業業務や映像伝送に関わるクラウドサービスの立ち上げプロジェクト等に従事。MBA留学を経た後、グロービスにて人材育成・組織開発コンサルティング部門に参画。大企業の次世代経営者育成やスタートアップの組織開発等を手掛けつつ、起業分野のコンテンツ・教材開発も行う。その後、現職。ボストンに拠点を置くNPOBinnovative」立ち上げメンバー


  • 経営学部教授 劉慶紅先生が読売新聞より取材を受け、20221123()の読売新聞 朝刊6面に取材記事が掲載されました。

    今回、劉教授が取材を受けたのは、同紙の関西経済面“「稲盛流経営」3氏に聞くという、稲盛和夫氏の足跡をしのぶ追悼記事です。

    この中で植木義晴日本航空(JAL)会長、山下泰裕 日本オリンピック委員会(JOC)会長と劉教授の3氏へのインタビュー内容が掲載され、劉教授は稲盛氏の残した経営思想や哲学の意義について述べています。


    劉教授は、読売新聞の記事にインタビューが掲載されたことはとても光栄であり、

    これからの稲盛経営哲学への理解が広がるための良いきっかけとなることを願っていますとコメントされています。


    (2022年11月23日 読売新聞 13版 関西経済 6 より)

  • 林 永周 准教授のアントレプレナーシップに関するインタビュー記事が、エモーショナルリンク合同会社のHPに掲載されました。ぜひご覧ください。

    https://emotional-link.co.jp/lim-prof/

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