2018.11.11

Super Global High School (SGH)
キャンパスSDGs at NKC スタート（RSGFアクション）

SGH　　キャンパスSDGs at NKC スタート

～RSGF“高校生にできること”アクション～

本校のGLコース生たちは、授業や様々な研修・取り組みを通して自分たちの取り組みが一人でも多くの人のこころを動かし、行動に結びつくようにするにはどうすればいいのかを考えてきました。今年度で5回目を迎えた本校主催の国際フォーラムRSGF（Rits Super Global Forum）ですが、今年度はその期間中も含め「キャンパスSDGs at NKC（長岡京キャンパス）」と銘打って、11月9日（土）～24日（土）まで学校中にSDGsに関わる広報や、RSGFで来校する海外生はもちろんのこと中高生にもできることとしてSDGsの17の目標に関わる行動をわかりやすいかたちで具体的に提示したポスターを作成し、貼り出しを行いました。全国の大学等で実施されたキャンパスSDGsの取り組みや、認定NPO法人国際協力NGOセンター（JANIC）様のSDGs内容紹介の文書をもとに生徒たちで考えた行動計画です。
　ちなみに、JANIC様については、SGH研修で5年間毎年度大変お世話になっている団体でもあります。この場をお借りして御礼申し上げます（参考URL: https://www.janic.org/）。

日本語版と英語版の両方を作成し、それが膨大な枚数のポスターになることで発生するコストの問題とも真正面から向き合い、自分たちなりのコスト意識をもって行動するなかで、多くの人々の理解を得る努力も怠りません。さらに生徒たちは、SDGsの認知度やこの取り組みによる意識や行動の変容を知り、分析をすることで今後の学びに活かしたいとして事前事後アンケートも実施します。

様々な学びはその後、どのような気づきを産み、個や集団の成長を促し、その人の人生ととってどのように展開していくのでしょうか。学びには短期的な目標と長期的なそれがあり、教育に即効性を期待するのは学びの本義から外れます。また、学校は社会の縮図でもあります。ひとつのコースの取り組みを全校的なそれへと波及していくことは、規模こそ違え、現在の国際問題の構図に繋がるものです。新しい価値を創造することは大変な作業です。しかし、それに向き合って努力しようとする生徒たちを応援するのが学校という場でもあり、社会というものだと考え、生徒たちをサポートしていきたいと思います。