苦手だった英語ライティングが、1年後には「優秀レポート」に選出。少人数の基礎クラスで意見交換しながらアカデミックスキルを身につけることができました。

横山 好 さん
グローバル・スタディーズ専攻 2回生

1回生の時に苦労して書いた英語の課題レポートが、「優秀レポート」に選出されたという横山 好さん。4年間、英語で国際関係学を学ぶにあたって必要な基礎的知識を得られる1回生時の授業「Introductory Seminar」の魅力について語っていただきました。

立命館大学 国際関係学部を志望した理由を教えてください。

横山高校生の時に、授業でアフリカのガーナにある「電子ゴミの墓場」と呼ばれる地域について調べ、貧困問題や国際開発について興味を持ったのが最初のきっかけです。こうしたことを学べる分野が国際関係学だと知り、立命館大学には英語でその授業を受けられるグローバル・スタディーズ(GS)専攻があると知りました。私は高校2年生の時にイギリスに10ヶ月留学していたため、GS専攻であれば留学で得た英語力を活かし、伸ばすことができると思い、本専攻を志望しました。

入学後は、想像していたよりも多くの留学生がいて驚きました。授業では様々な国から来た学生の意見を聞けるのが、国際関係学部のアドバンテージだと思います。

国際関係学部ではどのような学びを得ましたか。

横山入学してすぐに受講するIntroductory Seminarでは、データの収集方法や学術的な英語レポートの構成など、これから4年間、英語で国際関係学を学ぶにあたって必要となる基本的な知識を習得できました。本やネットでも同じ知識を得られるかもしれませんが、高校のクラスよりも小さい少人数の授業だったので、他の学生と英語で議論しながら学べたのは本当によかったです。レポートのテーマについて意見交換することで、自分では思いつかないような新たなアイデアを発見したり、テーマについて他の学生から質問されることによって自分の考えをまとめることができたのは、大学ならではの学びだと思います。さらに、友人と一緒に課題に取り組むことで、自分とは異なる視点や考え方に触れられるので、広い視野で問題を捉える力が身につきました。

これまでの学びを通して、自分自身が成長したと感じる点を教えてください。

横山授業を通して、英語のリーディング能力が向上したと感じます。リーディングの課題や、レポート作成の際に英語の論文を読むことなど、今でも難しいと感じることはありますが、入学した時よりもスムーズに読むことができていると思います。さらに、英語の論文やデータなどを見て、そこから必要な情報を選択する能力も身についたと思います。

自分で成長したと感じたのは、1回生の時にIntroductory Seminar で書いたレポートが、優秀レポートに選ばれた時でした。大学に入学し、慣れないことも多く、つらいこともたくさんありましたが、その時のことはこれまでで一番思い出に残っています。特に私はレポートを書くのが苦手で、このレポートには多くの時間をかけ、苦労しながら書き上げたので、優秀レポートに選ばれた時はとてもうれしく、努力が評価されたと感じ、自信がつきました。

国際関係学部を志望する受験生に対してメッセージをお願いします。

横山立命館大学国際関係学部では、国際社会で活躍するために必要な知識を得ることができると思います。また、様々な背景を持つ人たちと交流することで、よりグローバルな視点から物事を見る力を養うことができるでしょう。受験勉強は大変だと思いますが、最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています!

2024年7月更新

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