僕が現在取り組んでいるのは小型潜水ロボットの開発。現在作成中の2号機は、以前の1号機をさらにレベルアップさせ、アームを装着しました。水質調査など水中での作業はもちろん、遠隔操作の技術を高めることにより、人が入れない領域、例えば原子炉での作業などに有効活用されると思います。
小さいころからロボットが大好きでした。小学生のころはラジコンに没頭、物体を遠隔から操作することに興味を覚えたのはそのころだったと思います。立命館大学の理工学部で機械工学を専攻したのも、将来ロボットを作りたいという夢があったから。その夢へのステップを踏んでいる今はとても充実した時間を過ごしています。入学したころから大学院に進学することは決めていました。学部を首席で卒業できたのも、はっきりとした目的があったから。学部時代に学んでいたことが今になってやっとわかります。当時は、ここで学んでいることがどういう形で生きるのか分からなかったんですが。
来春からはソニーで働く予定です。みんなが喜ぶエンターテイメントロボットを自分で作ってみたい。とても楽しみです。
僕は自分の夢をかなえるために大学院へ進学しました、そのプロセスは決して廻り道ではなく、夢に近づくための近道だと思っています。
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