RS 学園通信 vol.127 学問のすすめ Student Report Human 特集
November 2000 INDEX
実験経済学にはまる
経済学研究科 M1
斎藤葉澄
アメリカ商業銀行の経営戦略
経営学研究科 M2
井本 亨
ロボットを作る夢
理工学研究科 M2
石原厚志
発展途上国の援助のために
理工学研究科 M2
竹添明生
サラリーマン時代の問題意識が大学院進学のきっかけに
法学研究科 M1
小針敏伯
「芸術」を社会学的視点から考察
社会学研究科 M2
野崎るみ花
アメリカン大学との共同学位プログラムに参加
国際関係研究科 M2
岩崎紀子
学部の研究テーマをさらに深く掘り下げる
政策科学研究科 M1
掛見博子
自分の研究テーマを社会に還元
文学研究科 D4
武田祐子
専門性を磨き、夢へつなげる 大学院で学ぶ私たち PAGE 3/9
ロボットを作る夢、大学院はその近道だと思っています
石原厚志
(いしはら・あつし)
理工学研究科 M2

 僕が現在取り組んでいるのは小型潜水ロボットの開発。現在作成中の2号機は、以前の1号機をさらにレベルアップさせ、アームを装着しました。水質調査など水中での作業はもちろん、遠隔操作の技術を高めることにより、人が入れない領域、例えば原子炉での作業などに有効活用されると思います。

 小さいころからロボットが大好きでした。小学生のころはラジコンに没頭、物体を遠隔から操作することに興味を覚えたのはそのころだったと思います。立命館大学の理工学部で機械工学を専攻したのも、将来ロボットを作りたいという夢があったから。その夢へのステップを踏んでいる今はとても充実した時間を過ごしています。入学したころから大学院に進学することは決めていました。学部を首席で卒業できたのも、はっきりとした目的があったから。学部時代に学んでいたことが今になってやっとわかります。当時は、ここで学んでいることがどういう形で生きるのか分からなかったんですが。

 来春からはソニーで働く予定です。みんなが喜ぶエンターテイメントロボットを自分で作ってみたい。とても楽しみです。

 僕は自分の夢をかなえるために大学院へ進学しました、そのプロセスは決して廻り道ではなく、夢に近づくための近道だと思っています。

 

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