RS 学園通信 vol.127 学問のすすめ Student Report Human 特集
November 2000 INDEX
実験経済学にはまる
経済学研究科 M1
斎藤葉澄
アメリカ商業銀行の経営戦略
経営学研究科 M2
井本 亨
ロボットを作る夢
理工学研究科 M2
石原厚志
発展途上国の援助のために
理工学研究科 M2
竹添明生
サラリーマン時代の問題意識が大学院進学のきっかけに
法学研究科 M1
小針敏伯
「芸術」を社会学的視点から考察
社会学研究科 M2
野崎るみ花
アメリカン大学との共同学位プログラムに参加
国際関係研究科 M2
岩崎紀子
学部の研究テーマをさらに深く掘り下げる
政策科学研究科 M1
掛見博子
自分の研究テーマを社会に還元
文学研究科 D4
武田祐子
専門性を磨き、夢へつなげる 大学院で学ぶ私たち PAGE 6/9
芸術というものを社会学的視点から考察したかった
野崎るみ花
(のざき・るみか)
社会学研究科 M2

 もともとは美術が好きだったんです。それで2回生の時、芸術表現論を受講してますますその興味が深まりました。私が知りたかったのは、芸術の歴史や文化ではなく、芸術と社会の関係。学部のゼミでは日本各地の芸術祭をフィールドワーク、芸術がどのような形で社会にリンクしているのかを考えました。

 大学院に進学した今は、素人の方達と作品を共同で作っている現役芸術家にスポットを当てています。作品の制作過程から生まれる人々のコミュニケーション、変化は、芸術と社会の関係を捉えるために有効な素材。新しい発見に驚く毎日です。

 専門分野を早く学びたかった私は飛び級で大学院に進学しました。人によってはじっくりと学部で基礎を固め進学した方が良いかもしれません。大学院では専門を研究するベースが必ず必要になってきます。学部時代との大きな違いは自分の研究に責任が生まれること、やりがいはありますが勉強量は格段に増えました。目的が明確で、しっかりとした意思が無いと必ず後悔します。

 自分自身が「やりたいこと、できることはなんでもやろう」という性格なので、大学院に進学することに迷いはありませんでした。今のテーマを突き詰めた先には、自分自身の大きな成長があると思います。

 

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