RS 学園通信 vol.127 学問のすすめ Student Report Human 特集
November 2000 INDEX
実験経済学にはまる
経済学研究科 M1
斎藤葉澄
アメリカ商業銀行の経営戦略
経営学研究科 M2
井本 亨
ロボットを作る夢
理工学研究科 M2
石原厚志
発展途上国の援助のために
理工学研究科 M2
竹添明生
サラリーマン時代の問題意識が大学院進学のきっかけに
法学研究科 M1
小針敏伯
「芸術」を社会学的視点から考察
社会学研究科 M2
野崎るみ花
アメリカン大学との共同学位プログラムに参加
国際関係研究科 M2
岩崎紀子
学部の研究テーマをさらに深く掘り下げる
政策科学研究科 M1
掛見博子
自分の研究テーマを社会に還元
文学研究科 D4
武田祐子
専門性を磨き、夢へつなげる 大学院で学ぶ私たち PAGE 4/9
発展途上国の援助のために、大学院で確かな経験をつんだ
竹添明生
(たけぞえ・あきお)
理工学研究科 M2

 高校の3年間をアフリカの発展途上国ですごしました。そこで芽生えたのは「人の役に立つ仕事がしたい」という意識。そこから、ODA(政府開発援助)に興味を持つのにそれほど時間はかかりませんでした。理工学部で土木を専攻したのは、学んだ知識が直接的に発展途上国の支援に役立つと思ったからです。

 大学4回生のころから毎年ネパールへODAの実地調査に行っています。また、昨年はJICA(国際協力事業団)プロジェクトを実施している建設コンサルのインターンシップでボスニアへ。発展途上国の現状と課題に対する分析はもちろん、日本が世界に果たすべき役割を考えさせられました。大学卒業後は就職も視野に。でも、大学院に進んで良かったと思っています。海外へのフィールドワークも含めて、若い自分にとっては多くのチャンスを得ることができましたから。

 大学院での研究テーマは「ODA・水道整備プロジェクトの評価法」、今までの調査活動などをもとにした論文を仕上げていきたいと思っています。

 将来の夢はODAを支援するNGOを設立すること、もしくは政治家です。多くのことを学び将来の夢に近づきたいと考えています。

 

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