高校の3年間をアフリカの発展途上国ですごしました。そこで芽生えたのは「人の役に立つ仕事がしたい」という意識。そこから、ODA(政府開発援助)に興味を持つのにそれほど時間はかかりませんでした。理工学部で土木を専攻したのは、学んだ知識が直接的に発展途上国の支援に役立つと思ったからです。
大学4回生のころから毎年ネパールへODAの実地調査に行っています。また、昨年はJICA(国際協力事業団)プロジェクトを実施している建設コンサルのインターンシップでボスニアへ。発展途上国の現状と課題に対する分析はもちろん、日本が世界に果たすべき役割を考えさせられました。大学卒業後は就職も視野に。でも、大学院に進んで良かったと思っています。海外へのフィールドワークも含めて、若い自分にとっては多くのチャンスを得ることができましたから。
大学院での研究テーマは「ODA・水道整備プロジェクトの評価法」、今までの調査活動などをもとにした論文を仕上げていきたいと思っています。
将来の夢はODAを支援するNGOを設立すること、もしくは政治家です。多くのことを学び将来の夢に近づきたいと考えています。
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