私がアメリカン大学の大学院との共同学位プログラムを知ったのは学部4回生の時、経営学部で国際金融をテーマに卒論を作成していたころです。アメリカなら日本とは違った視点から経済の勉強ができるはず、そんな思いが大学院進学に結びついたのです。そして、国際関係研究科に進学し、アメリカン大学に留学。今年の秋に日本に戻ってきました。アメリカン大学ではエコノミックスのコースを選択、自分の学びの枠組みはさらに広がりました。進学した当初は国際通貨の研究だけを行おうと思っていたのですが、現在では途上国も含めた開発金融にシフト、研究テーマは拡大しています。また、アメリカにおける金融システムを理解。そこから日本経済、アジア経済の停滞を防ぐ何らかの道筋を発見できたように思います。これは日本にいただけでは充分に理解できなかったと思いますね。
金融に対する興味はゼミの時に深まりました。とても面白かった。卒論は経営学部の優秀賞を戴きました。学部時代はUBCに留学し英語の能力などを高めることを意識。その力は現在とても役立っています。修士課程の2年間は本当にあっという間です。だから「自分がどれだけ研究したいのか」という意識がとても大事ですね。
将来は国際機関で働きたい。そのために来春から社会に出て実務経験を積みます。自分の労働市場における価値を高めたいと考えています。そのためにも生涯勉強です。
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