2021年10月10日(日)、大阪いばらきキャンパス立命館フューチャープラザグランドホールにて、いばらき×立命館 芸術振興プロジェクト実行委員会(茨木市、茨木市文化振興財団、立命館大学で構成)と一般財団法人100万人のクラシックライブとの共催で、「マエストロ 小林研一郎と期待の若手演奏家たちによるスペシャルレクチャーコンサート」を開催しました。
当日は、観客数を収容定員の40%までとし、入場時の検温、手指消毒の実施など、新型コロナウイルス感染症対策を講じた形での開催となりましたが、約400名にお越しいただきました。

 このレクチャーコンサートは、前半と後半に分けて行われました。前半の公開リハーサルでは、マエストロ小林研一郎氏が各演奏家に対して、それぞれの良さや可能性を引き出すために、自身の豊富な経験やアイディアにもとづいて、身体全体を使って熱血指導を行いました。また後半は、小林氏の指揮のもと、熱のこもった全体演奏をお届けするといった流れで構成され、曲を作り上げていくプロセスを知ったうえで、クラシックの魅力を存分に味わうことができる新しいスタイルの演奏会となりました。
レクチャー演奏された楽曲はチャイコフスキーの弦楽セレナード Op.48 (一楽章、二楽章、三楽章、四楽章)でした。

 観客の皆さまは小林氏がどんな演奏・表現を演奏家に求めて、レクチャーをしていくのか、その一挙手一投足を見逃さないように集中するとともに、演奏家がマエストロの期待にどう応えていくのかを見守りました。また、指揮によって音楽が創造されていく過程や実際に演奏家が奏でる音色を耳・目・肌で感じて、お楽しみ頂きました。

 いばらき×立命館 芸術振興プロジェクト実行委員会による文化芸術活動につきまして、今後も継続して、本学を含め茨木市内で開催していきます。ご期待いただくとともに、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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