立命館先進研究アカデミー（RARA／Ritsumeikan Advanced Research Academy）では、学生フェロー（博士課程後期課程学生）が自身の研究内容を分かりやすく説明するとともに、研究の魅力を伝え、これからの学びや探究への興味関心を高めてもらうことを目的に、「附属校・提携校向けライスボールセミナー*」を開催しています。
　RARAは、社会共生価値を創造する次世代研究大学を目指し、本大学の研究を牽引する中核研究者や大学院生で構成されるアカデミーであり、2021年度より始動しています。

　2023年度秋学期ものべ7校、約650名の中高生を対象に11名の学生フェローが研究発表を行いました。各学生フェローは、若手研究者としてどのような問いを立て、その答えを出すべく日々どのように研究に取り組んでいるかを紹介。専門的な研究内容についても、生徒たちに伝わるよう、伝えかたを工夫しながら発表しました。
　生徒からは、「些細な疑問をきっかけに研究されたエピソードを聞いて、自分も小さな出来事から調べてみたいと思った。」「『言葉』の意味は知っていたが、それぞれのより深い内容の説明により新しい発見が多くて面白かった。」「学校で学んでいることが身近なことにつながっていることが分かった。」などの感想が寄せられました。

　立命館大学では、附属校・提携校あるいは近隣の学校に通われる生徒のみなさんと若手研究者との交流企画を今後も継続していく予定です。

【2023年度秋学期　附属校・提携校向けライスボールセミナー一覧】

*立命館大学ではお昼休みの時間に、若手研究者の研究発表を聞き意見交換をする企画「ライスボールセミナー」を実施しています。