本学ASEAN事務所が盛山正仁文部科学大臣との懇談に参加
4月28日(日)、在ベトナム日本国大使館で、ベトナム訪問中の盛山正仁文部科学大臣と、現地で活動する日本の大学関係者を招いた懇談会が開催されました。本学ASEAN事務所(所長:若山周平)も招聘を受け、大阪大学、名古屋大学、長崎大学などの4大学1機関と共に懇談に参加しました。
各大学・機関が活動内容について紹介した後、盛山大臣と同席した文部科学省・文化庁からの参加者らと交流。活発な意見交換が1時間にわたり行われました。
盛山大臣は、日本からの海外留学生の減少に関しての問題提起を行いつつ、学生時代の国際交流経験と、異文化理解促進につなげるため実際に海外に住むことの重要性について話されました。また、本学ASEAN事務所の活動について、「外国人留学生の採用活動を中心に、ベトナムでの海外留学プログラムのサポート、現役学生と卒業生との交流など、多彩な活動に取り組んでいる。大学の国際化において、立命館大学の積極的な取り組みに期待している」と述べられました。
若山周平所長のコメント
ベトナムでは多くの日本の大学が海外拠点を設けていますが、職員が常駐しているのは本学が唯一となります。今回の懇談で、文部科学大臣から活動を高く評価いただけたことは、これまでの本学の国際化への取組み全体が評価されたものと認識しております。
昨年、日本とベトナムは外交関係樹立50周年を迎え、教育・人材育成分野においても両国はますます重要なパートナーとなっています。今後も教員、学内各部課とも連携のうえ、さまざまな取り組みを実施していきたいと考えております。
なお、盛山大臣はベトナムに先立ち、4月11日(木)にアメリカ・ワシントンDCにあるアメリカン大学に訪問。同大学の学生や教職員のほか、アメリカン大学と立命館大学のジョイント・ディグリー・プログラム(JDP)で留学中の学生たち、および本学ワシントンDC事務所の鶴見副所長と共に意見交換会を行っています。交換会の中では、JDPの内容紹介や、JDP学生によるスピーチなども開催されました。