笠縫東学区まちづくり協議会 健康づくり研修会へ講師派遣
草津市の笠縫東学区まちづくり協議会では、疾病予防、介護予防のためにあらゆる年代の健康維持・体力増進をはかり、健康で長生きできるまちづくりを推進されています。今年度も地域住民のみなさまの健康意識の向上と健康づくり実践のために、「あなたもわたしも健康で長生き~健康寿命をのばすための方法~」と題し健康づくり研修会が連続講座として開催されました。
そのうち12月と1月の2回の講座を、本学スポーツ健康科学部の教員2名が担当いたしました。
「身体活動・運動ガイド2023」を知って健康寿命を延ばそう!(村上教授)
2025年12月20日(土)に開催されたスポーツ健康科学部の村上晴香教授の講座。健康寿命を延ばすには筋力と認知機能の維持の両方が大切だとして、日常生活での掃除機をかけたり、洗濯物を干したりという動きが筋力・健康維持に役立つことを教えていただきました。
また「昨日いちにちで何を食べたのか思い出す」という認知機能チェックを行いました。落ち着いて考えたり人の話を聞いて思い出すことが出来れば問題ありませんが、夕飯を食べたこと自体を忘れていると認知症の傾向が疑いがあるとのこと。朝ご飯やお昼ご飯の後に飲んだ珈琲など、一つずつ思い出して確認しました。
その後は、認知症予防に有効なコグニトレーニングをみんなで実際にやってみました。
例えば引き算や足し算をしながら歩く、一定の法則に従って膝をたたくなど複雑な動きを取り入れた足踏みをするなど、考えることと運動を並行して同時に行うことで、認知機能低下の抑制になるとのことでした。
手足で連動しない動きをすること、計算をしながら動くことはことのほか難しく、地域の方からは「家に帰ったら練習します」という声が聞かれました。
「整形外科医による認知症予防のための運動」(篠原教授)
2026年1月10日(土)には、スポーツ健康科学部の篠原靖司教授の講演が行われ「脳が正しく働くためには、常時脳に十分な血液が流れていることが重要だ」として、血流量改善のために運動をすると認知症予防につながると教えていただきました。
具体的には週3回以上運動が認知症のリスクを下げるということで、学生が考えた毎日手軽にできる運動を披露してもらいました。
椅子に座ったまま手首をひねってタオルをねじったり、椅子に腰かけたまま足踏みをしたりとご高齢の方でも安全にできる運動で、実際にみんなで体験しました。
学生が緊張しながら正しいフォームを指導する様子を、地域の方が暖かく見守ってくださり、学生にとっても学びのある一日となりました。



