「2026年度 立命館大学はりたけ椋本研究奨励賞」授与式を開催
9月16日(水)、立命館朱雀キャンパスにて、「2026年度 立命館大学はりたけ椋本研究奨励賞」の授与式を開催しました。
本奨励賞は、本学大学院理工学研究科博士課程前期課程において優れた研究を行う大学院生を表彰し、引き続き博士課程後期課程にて研究活動を行いながら日本の科学技術の発展に貢献しうる国内人材を育成することを目的として、2022年度に設けられました。本賞は、椋本行俊様(1963年理工学部卒業)からのご寄付により実現しました。今回受賞した5名は、「立命館大学はりたけ椋本研究奨励賞」の第5期生です。
授与式では、里深好文・理工学研究科長から、椋本様への感謝の言葉と祝辞が述べられた後、受賞者に賞状および目録が授与されました。続いて、里深研究科長より受賞者の研究内容が紹介され、それぞれの研究の意義や今後の展望についてご説明がありました。
その後、受賞者から、椋本様への御礼の言葉とともに博士課程後期課程での研究活動への決意や今後の目標が語られ、最後に市木敦之・理工学部副学部長が椋本様への謝辞を申し述べ、閉式しました。
受賞者のコメント
■小野 瑞生さん(理工学研究科 博士課程前期課程 基礎理工学専攻 物理科学コース2回生)
この度は、「立命館大学はりたけ椋本研究奨励賞」という大変名誉ある賞を賜り、心より感謝申し上げます。
私は現在、鳥の巣や綿のように柔らかく細長い要素が絡まり合って形成される構造に関する研究に取り組んでいます。こうした構造は、一つひとつの要素は容易に変形する柔軟な材料でありながら、複数の要素が集まり絡み合うことで、軽量かつ高い強度を実現できるという特徴を持っています。私は、要素同士の接触や曲げによって生じる相互作用に着目し、柔らかい要素の絡まりによる拘束がどのように形成され、それが構造全体の力学的特性にどのような影響を与えるのかを明らかにしたいと考えています。
研究活動は地道な試行錯誤の積み重ねであり、思うような結果が得られないことも少なくありません。そのような中でも、私は身の回りの現象から研究の着想を得ることを大切にし、既存の知識の習得にとどまらず、自身の発想や感性を生かした独創的な研究に挑戦したいと思います。今後は、本賞を励みとして研究をさらに発展させるとともに、研究者として成長し、将来的には世界で活躍できる研究者を目指して精進してまいります。
今回の受賞者(敬称略)
【2026年度(第5回)立命館大学はりたけ椋本研究奨励賞】
小野 瑞生(理工学研究科 博士課程前期課程 基礎理工学専攻 物理科学コース 2回生)
森田 洋輝(理工学研究科 博士課程前期課程 電子システム専攻 電子システムコース 2回生)
寺分 琉斗(理工学研究科 博士課程前期課程 電子システム専攻 電子システムコース 2回生)
中村 圭佑(理工学研究科 博士課程前期課程 機械システム専攻 ロボティクスコース 2回生)
八十島 将(理工学研究科 博士課程前期課程 環境都市専攻 環境システム工学コース 2回生)



