菅原 祐二教授 SUGAWARA Yuji
- 所属学科
- 物理科学科
- 研究室
- 素粒子論研究室
- 学位
- 博士
経歴概要
1989年3月 東京大学理学部物理学科 卒業 1991年3月 東京大学大学院理学系研究科修士課程 修了 1994年3月 東京大学大学院理学系研究科博士課程 修了
研究について
- 研究分野・テーマ
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超弦理論(超ひも理論)と素粒子の統一理論
- 研究キーワード
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超弦理論(超ひも理論)
- 研究概要
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素粒子論とはすべての物質の根源である素粒子とその間に働く力を統一的に記述し、我々の宇宙の成り立ちを明らかにすることを目指す学問であると言えます。そうした素粒子の統一理論を構築することは理論物理学者の長年の夢であり、2012年のヒッグス粒子の発見等の大きな進展があったものの、まだまだ完成までの道のりは長いと言わざるを得ません。現在、超弦理論(超ひも理論)は未完成である量子重力理論をも含む統一理論の最も有望な候補とされており、理論物理学の最先端分野の一つとして世界中で盛んに研究されています。この研究室では主に超弦理論を中心とした素粒子物理学の研究を行っており、さらには深く関連する宇宙論・ブラックホールの物理といったテーマについても研究しています。
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研究室のゼミの風景
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インタビュー
研究者になったきっかけ
中学生のときに講談社のブルーバックスを読んで、物理や数学に関心を持つようになったのが研究者を志すようになったきっかけだったと思います。その後、大学2年生の「進学振り分け」の際に物理学科に進むか数学科に進むか迷った時期もあったのですが、最終的に物理の方が自分に合っていると思い、物理学の道に進むことを決断しました。(実は実験は苦手だったのですが…)