野坂 秀之教授 NOSAKA Hideyuki
- 所属学科
- 電気電子工学科
- 研究室
- 波動工学研究室
- 学位
- 博士(工学)
経歴概要
1993年3月 慶應義塾大学理工学部物理学科 卒業 1995年3月 慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻修士課程 修了 2007年3月 東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科技術経営専攻専門職学位課程 修了
研究について
- 研究分野・テーマ
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6G時代のアナログ新回路アーキテクチャの研究
- 研究キーワード
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アナログ回路、ミックストシグナル、集積回路、無線通信、テラヘルツ波
- 研究概要
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波動はエネルギーが空間を伝搬する現象の総称で、電波や光などの電磁波、音波、重力波などが含まれます。この中で、電波と光の境界領域にはミリ波やテラヘルツ波があり、近年スマートフォンやIoTでの利用が検討されています。この未開拓の周波数を利用するためには、位相を制御して狙った方向にビームを形成したり、伝搬環境のより良い波長に切り替えたり、柔軟に波を制御する「波動工学」が重要になります。私たちの研究室では、波の周波数・位相・振幅を自由自在に制御するための革新的なアナログ集積回路の研究を行っています。本研究により、切れずに繋がる高速無線通信の実現や、食品分析や病巣分析、宇宙探索などのセンシングやイメージングの実現を目指します。第6世代移動通信システム(6G)時代には、情報通信のエリアは地上だけでなく上空や海中、宇宙にも広がります。回路技術で我々の生活を豊かにしていきます。
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新トポロジによる位相同期回路の原理確認ボード
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インタビュー
研究者になったきっかけ
小学生のころに科学図鑑で半導体の部品のひとつであるダイオードを知り、電流が一方向にしか流れない不思議さに興味を持ちました。秋葉原の電気街でダイオードを手に入れて、ついでに電子工作の本を買って、家でひとり工作をはじめました。この頃は将来電器屋になろうと思っていました。小学校の科学クラブで、顧問の先生に半導体を作りたいと相談しましたが叶わず残念な思いをしました。大学では半導体の基礎となる物性物理学を学び、ようやく半導体素子を自らの手で作製することができました。大学の研究室ではアモルファス半導体の伝導特性を実験と理論の両面で解明していく研究プロセスを体験し、ますます電気電子の世界に引き込まれ、研究に進む道を選びました。