王 忠奎准教授 WANG Zhongkui
- 所属学科
- ロボティクス学科
- 研究室
- クラウドロボティクス研究室
- 学位
- 博士(工学)
経歴概要
2011年 立命館大学大学院理工学研究科総合理工学専攻博士課程後期課程 修了
研究について
- 研究分野・テーマ
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IoTとクラウド技術を活用したロボットシステム
- 研究キーワード
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クラウド、IoT、ソフトロボット、食品産業自動化、農業自動化
- 研究概要
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未来社会Society 5.0はサイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会と定義され、その特徴としては、すべての人とモノがIoTでつながり、膨大なデータをクラウドに蓄積され、AIが分析し、ロボットなどを通して人間にフィードバックされることで、これまでできなかった新たな価値が産業や社会にもたらされることであります。本研究室ではSociety 5.0を支える柱であるクラウド,IoT,ビッグデータ,AIなどの技術を活用して、ロボットシステムの最適化と柔軟性を実現するための研究を幅広く推進し,食品産業や農業など様々な分野での実用化を目指しています。
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複数キュウリを同時に箱詰めするロボットシステム
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天ぷら自動盛り付けロボットシステム
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インタビュー
研究者になったきっかけ
研究者になったのは、何かのきっかけでそうなったというよりも、子供の時からずっと抱いていた夢を実現した形だったと言えるでしょう。小さい頃には、周りに「将来、何になりたいの」と聞かれたら、いつも「科学者」と答えていました。その頃はすでにものづくりが好きで、遊具やおもちゃは全部、一から自分で手作りしたものでした。また、好奇心も強く、物事を徹底的に究明するタイプでした。大学卒業後、進学か就職かを決める際に、やはりもっと勉強したいという気持ちが強く、修士、博士まで進学してきました。博士の時に、研究をするならグローバル視野がないといけないと強く思い、来日することを決心しました。その後、博士号を取得したら、次にポスドクへと、気がついたら、世間が言う「研究者」になりました。