KOHATSU-HIGA Arturo教授 KOHATSU-HIGA Arturo
- 所属学科
- 数理科学科
- 研究室
- コハツ研究室
- 学位
- 博士
経歴概要
1985年10月 ペルー・カトリック大学理工学部統計学科 卒業 1989年3月 大阪大学大学院理学研究科数学専攻前期課程 修了 1992年7月 パーデュー大学大学院理学研究科博士課程統計学専攻 修了
研究について
- 研究分野・テーマ
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金融など多様な分野に応用できる新しいシミュレーション方法
- 研究キーワード
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確率微分方程式、モンテカルロシミュレーション
- 研究概要
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数学の観点からみたさまざまなシミュレーション方法についての研究を行っています。現在は、特にファイナンスの問題に応用可能なシミュレーション方法についての研究を行っています。近年の金融機関ではさまざまなリスクを計るために、気象現象のように複雑な事象に関してのシミュレーションを繰り返していて、しかもそれを瞬時に行う必要があります。このためには、高度な数学理論を用いたシミュレーションそのもの、より高度な理論が必要だということが現在広く認識されています。私たちのグループも、純粋数学を基本としながらも、確率、統計の具体的計算やその計算のためのプログラミングを非常に大事な要素として日々研究を行っています。
インタビュー
研究者になったきっかけ
学生の頃から純粋数学に興味がありましたがどのような応用がされているのかについて興味がありました。特に数学の力を感じたいという気持ちが強かったです。そのために最初に学部生の時に基本数学を学び、確率論に非常に興味があり、統計学にも力を入れました。日本に留学に修士課程に入学しそこで確率過程の魅力を見つけ、確率解析やその統計について学びたいと思ってアメリカに渡り博士後期課程に入学し、3年後卒業しました。その時に疲れかな?があり、研究者ということより教育教員になりたいと迷い、一年間ぐらい教育教員として勤め研究者の進路に戻りました。その後から研究の魅力を収まらずに確率課程の数値解析について研究を行っています。失敗することもありますが成功する時に嬉しさがたまらない!