グローバルエンジニア
プログラム
機械工学科所属
現在は情報社会でインターネットを開けば、簡単に他国についての情報を手に入れることができます。それでもお金を使って留学した理由は、実際にその土地に行って五感を使ってその国のことを知りたいと思ったからです。社会に出てしまえば、自分のやりたいことを簡単に実行できるわけではありません。大学生活という自分で考え自由に実行できる最後のチャンスの時期に留学することは大いに意味があると考えます。
私の今回の留学先は台湾でした。台湾は日本からとても近い国ですが、日本から見れば海外ということもあり、どのような文化や価値観の違いがあるのか非常に興味がありました。結論から言わしてもらえれば、やはり風習や生活、食文化は日本とはまったく違ったものでした。けれども、そういった違いがあれども、喜怒哀楽といった人の気持ちの部分に関しては何も変わりはありませんでした。そのことに気づけた瞬間、いくら言語が違っても会話することに億劫になることはなくなりました。
実際にお茶を買ってみると砂糖が入っていてとても甘かったり、夜市で食事をし、歴史的な建造物を訪れ、爆竹を大量に使うお祭りを見たりするとやはり日本とは違う文化を体験することができます。グローバル化が進み同じものが増えていく一方で、その国独自の文化も共存していることを知り、そして伝統文化を守っていくことの大切さを学びました。
やはり英語力は大切だと思いました。英語力がなければいくら自分が立派なことを考えていてもそれを相手に伝えることができないからです。もう一つ、自分の留学先について深く調べておくことも大切だと思いました。幸いにも今回自分の参加したプログラムでは事前講習の中に相手国について調べるといった内容が含まれていたので、行った先で楽しむことはできましたが、この事前調査はもっと真剣にやっておけばよかったと感じます。