GRGP (Global-ready Graduate Program)
機械システム専攻機械工学コース所属(大学院)
私は将来海外で活躍できるエンジニアになりたいという思いから、研究留学に行くことを決めました。学部時代から海外留学をしたいと考えていましたが、理工学部には単位交換制度がなく現実的に長期の海外留学は厳しかったため諦めていました.その後,大学院に進学し、GRGPという留学支援プログラムに参加させて頂きました。海外の研究機関で研究することを目的とした留学ということで、将来海外で働くにあたって良い経験にもなると思い参加しました。
私はアメリカの大学の研究室でディーゼルエンジンの排ガスを低減する研究を行っていました。
留学先で特に学んだことは“専門分野”です。日本での研究テーマとは異なるテーマでの留学だったため、留学当初は専門的な知識が足りずミーティングで発言することができませんでした。一日でも早く周りに追いつくように必死で研究分野の勉強をしました。その甲斐あって、日本での研究以外での専門知識を身につけることができたのは、今ではプラスになったと思っています。
“日本文化や歴史”です。海外で生活をすれば嫌でも英語や留学先の文化を学ぶことができます。しかし、日本の文化、歴史、時事などを紹介できる学生は少ないと思います。実際に留学先で東日本大震災の原子力発電所の話題になりました。その時、あまり詳しい内容を知らなかったため、話が弾まず終わってしまいました。日本について学んでおくことで、友達が作るための手助けになります。また外国と日本の文化の違いを感じるにあたっても、日本のことを知っているのと知らないのでは全く違うと思います。是非、日本を知ったうえで留学に挑んでほしいです。