第30回全日本高校・大学生書道展で書道部2名が大賞を受賞

TAG
YEAR & MONTH

CULTURE

6月

11月
12月

2025.12.03

　2025年8月19日（火）～24日（日）、大阪市立美術館（天王寺ギャラリー）で開催された第30回全日本高校・大学生書道展で、立命館大学書道部の髙宮菜央さん(食マネジメント学部4回生)、服部龍到さん（理工学部3回生）が大賞を受賞。ほかにも多数の作品が入賞し、団体の部でも6位に入るなど、優れた成果を収めました。

　本展覧会は、若い世代への「書」の継承とさらなる発展に繋がることを目的として、1996年から毎年開催されています。今回は出品総数9,005点から大賞58点はじめ入賞作品940点が選出されました。書道部からは大賞に2作品（2人）、書道展賞に10作品（8人）、優秀賞に12作品（11人）が入賞しました。

第30回全日本高校・大学生書道展　成績

●団体の部　第6位
●個人の部
・大賞　2作品
髙宮菜央(調和体)(食マネジメント学部4回生)、服部龍到（理工学部3回生）
・展賞　10作品
赤坂陽花（文学部5回生）、赤坂陽花(調和体)（文学部5回生）、一木佑未(調和体)（文学部3回生）、小澤ちひろ(調和体)（薬学部3回生）、髙宮菜央（食マネジメント学部4回生）、辻和香（総合心理学部2回生）、辻和香(調和体)（総合心理学部2回生）、山手亮弥（文学部2回生）、横道瑠花（総合心理学部3回生）、魯之果（法学部2回生）
・優秀賞　12作品
一木佑未（文学部3回生）、内田真子（文学部3回生）、内田真子(調和体)（文学部3回生）、小澤ちひろ（薬学部3回生）、笠松梨乃（総合心理学部3回生）、蟹江心陽（食マネジメント学部1回生）、木下奈々花（食マネジメント学部3回生）、小林里菜子(調和体)（法学部2回生）、宮前結羽（産業社会学部4回生）、山田優（経済学部4回生）、山手亮弥(調和体)（文学部2回生）、李梓赫（経済学部4回生）

代表　一木佑未さん（文学部3回生）のコメント

昨年に続き、今年も団体で６位に入賞することができ、とても嬉しく思います。また、個人でも多くの部員の作品が入賞し、たいへん光栄です。作品の出品にあたり、熱心にご指導くださった先生には心より感謝申し上げます。
部員一人ひとりが技術の向上を目指して日々練習に励んだことで、部全体としても、個人としても成長できたと感じています。
これからも技術を磨き、展覧会での作品づくりや書道パフォーマンスなど、さまざまな場面でより良い表現を届けられるよう努めていきたいです。

大賞受賞　服部龍到（理工学部3回生）のコメント

書の道は果てがなく、何もかもが荒削りの現状に途方に暮れる日々です。永い道では少しの進歩の実感も湧かず、半ば怨念の様な気持ちで取り組んでいます。そんな中、今回の大賞と団体賞の受賞によって、書道部としての努力が実を結んだことを非常に喜ばしく思います。書の魅力を示し続けられた先生方、辛い練習の中でも進み続けて下さった先輩方、元気と愛情をくれた家族、全員の想いの顕れの結果として深く胸に刻み、これからの道を進み往く原点としたいです。