第29回全日本高校・大学生書道展で植木莉穂さんが大賞を受賞　大阪・関西万博「大屋根リング記念式典」でもパフォーマンス

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2024.10.08

　2024年8月21日（水）～25日（日）、原田の森ギャラリー（兵庫県立美術館王子分館）で開催された第29回全日本高校・大学生書道展で、立命館大学書道部の植木莉穂さん（産業社会学部3回生）が大賞を受賞。ほかにも多数の作品が入賞し、団体の部でも6位に入るなど、優れた成果を収めました。

　本展覧会は、若い世代への「書」の継承とさらなる発展に繋がることを目的として、1996年から毎年開催されています。今回は出品総数8784点から、大賞56点をはじめ入賞作品907点が選出されました。書道部からは大賞に1作品（1人）、書道展賞に7作品（6人）、優秀賞に16作品（12人）が入賞しました。

　また、本展覧会に入賞した植木莉穂さんと髙宮菜央さん（食マネジメント学部3回生）は、9月13日（金）に開催された2025年日本国際博覧会（以下、大阪・関西万博）の大屋根リング記念式典において、書道パフォーマンスを披露。２ｍ四方の紙に万博のテーマと、リングとしてつながったことをかけあわせたメッセージ「いのち輝く輪をつなごう！」を書き上げ、ダイナミックで美しい動きと筆致の力強さで参加者たちを魅了しました。
　なお、揮毫した書は大阪・関西万博の会期中に万博会場で展示される予定です。

第29回全日本高校・大学生書道展　成績

●団体の部　第6位
●個人の部
・大賞　1作品
植木莉穂
・展賞　7作品
赤坂陽花（文学部4回生）、赤坂陽花(調和体)、石井颯太（薬学部4回生）、竹原愛美（法学部4回生）、中瀬功太郎（生命科学部4回生）、深沢萌恵（文学部4回生）、深沢萌恵（調和体）
・優秀賞　16作品
赤木洋平（文学部4回生）、赤木洋平（調和体）、池上裕人（生命科学部4回生）、植木莉穂（調和体）、髙宮菜央、髙宮菜央（調和体）、服部龍到（理工学部2回生）、服部龍到（調和体）、早川萌子（文学部4回生）、早川萌子（調和体）、野村彩果（食マネジメント学部2回生）、山田優（経済学部3回生）、山手亮弥（文学部1回生）、山本真奈美（文学部4回生）、横道瑠花（総合心理学部2回生）、李梓赫（経済学部3回生）

植木莉穂さん（産業社会学部3回生）と髙宮菜央さん（食マネジメント学部3回生）のコメント

　昨年度に引き続き、今年も団体賞を受賞することができ大変うれしく思います。また、個人としても大賞をいただくことができてうれしい限りです。提出締め切り直前まで、熱心にご指導くださった先生方には感謝しかありません。また、期間中部員一丸となって作品制作に取り組み、夜遅くまで部室に残って練習を重ねたり、部員同士でアドバイスをしあったりと、個人としても、団体としても大きく成長できたと感じています。
　大屋根リングの式典では、あまりに大きな舞台で緊張しましたが、パフォーマンス中は楽しく揮毫できました。練習以上の成果が出せたと思います。これからも練習に励み、手書き文字の良さを大阪・関西万博を通じて世界に発信したいです。